2024年度「中国語・韓国語 留学生との交流会」の開催
日時:2025年1月22日(水曜日),1月24日(金曜日)17:00~18:30
場所:宮崎大学木花キャンパス教育学部棟L205
宮崎大学で中国語および韓国語を選択科目として学ぶ学生を対象に,留学生との交流を通じて異文化交流の場を提供しました。参加者は,外国の文化や生活について自由に会話を楽しみながら,言語力や異文化理解を深めることができました。この交流会は参加者にとって貴重な体験となり,今後の国際交流活動への期待が一層高まりました。
2024年度「外国語習得論」中間発表会の開催
12月17日(火)に ,「外国語習得論」の中間発表を無事に実施しました。今回の発表では,学びの深さと広がりを感じさせる以下の7つの興味深いテーマについて議論を展開しました。
生成AIが外国語習得に与える影響
日本語学習者に対する若者言葉の教授の是非
外国語習得における動機づけの役割
言語転移と誤用:母語が外国語習得に与える影響
外国語習得における社会的要因:言語環境と文化の影響
ACGから学ぶ言語:日本語学習者にとってのメリットとリスク
言語学習におけるアプリやオンラインツールの活用
それぞれのテーマにおいて,深い考察と多角的な視点を交えて発表を行い,参加者の関心を引きつけました。この発表を通じて,外国語習得の多様なアプローチについて新たな理解を深め,学びの広がりを感じることができました。
第5回 2024年度外国語習得論講演会の開催 ポスターはこちら
テーマ:「ビッグデータの統計解析」
日時:2024年11月12日(火)17時―18時半(日本時間)
講師:玉岡賀津雄 先生(上海大学・教授;名古屋大学・名誉教授)
要旨:AIビッグデータの時代においては,データが次々と追加される整然データ(tidy data; Wickham, 2014, J Stat Soft)の形式が主に使われます。この形式では,線形混合効果モデル(LME, Linear Mixed Effects Modeling, Baayen, et al., 2008, J Mem Lang)を利用することができます。LMEは個人差(人による違い)と刺激差(問題や提示文の違い)を考慮して,特定の要因(変数)の影響を検証します。本講演では,文の容認度調査と文処理実験のデータをLMEで分析する方法(R言語を使用)を紹介します。
第4回 2024年度外国語習得論講演会の開催 ポスターはこちら
テーマ:「生成AIを知る,使う,受け入れる」
日時:2024年10月12日(土)14時―15時半(日本時間)
講師:李在鎬 先生(早稲田大学・教授)
要旨:本講演では生成AIの信頼性と妥当性を調べるために行った調査事例を紹介します。信頼性に対する事例研究として語彙の意味分類に関する研究例を紹介します。妥当性に対する事例研究として日本語学習者の誤用訂正に対して日本語教師はどのような反応を示したかを調査した研究例を紹介します。さらに生成AIを取り入れた教育実践の事例なども紹介し,最終的には私たち教師は生成AIとどう向き合うべきかを考えます。
2024年度「中国人留学生との交流会」の開催
日時:2024年6月11日(火曜日)13:30~15:00
場所:宮崎大学木花キャンパス教育学部棟L306
中国の温州から来た留学生の羅さんに,「温州の童謡」について紹介していただきました。その後,中国語学習者から多くの質問を受け,国際交流を対面で行いました。
2023年度「中国語・韓国語 留学生との交流会」の開催
日時:2024年1月17日(水曜日),1月19日(金曜日)17:00~18:30
場所:宮崎大学木花キャンパス教育学部棟L405
2024年の新年が明け,留学生との交流会が3年ぶりに再開されました。中国語または韓国語を母語とする留学生は,各自の国の文化や生活について熱心に紹介し,参加者の日本人学生たちは異文化の魅力に触れながらコミュニケーションを楽しみました。特に料理や言葉のゲームが人気を集め,異文化理解と友情の深化が期待される素晴らしいひと時となりました。異なるバックグラウンドからの視点を通じて,有意義な経験が積み重ねられました。
第3回 2023年度外国語習得論講演会の開催 ポスターはこちら
日時:2024年1月15日(月)19時~22時(日本時間)
第1部 19:05~20:25
テーマ:「どうすれば語彙学習負担を減らせるか―漢字学習と語彙学習の関連を中心に―」
講師:松下達彦(国立国語研究所/総合研究大学院大学・教授)
第2部 20:30~21:50
テーマ:「コーパス頻度データの3つの解析法:①カイ二乗検定,②対数変換,③分類木分析」
講師:玉岡賀津雄(上海大学・教授;名古屋大学・名誉教授)
2023年度「外国語習得論」中間発表会の開催
「外国語習得論」という授業は少人数のゼミ形式で外国人による言語習得を対象に,言語データを統計手法で解析し,科学リテラシーの向上を目的としています。2023年12月5日(火曜日)には学生による中間発表が行われ,その中で「外国人学習者の日本語学習」(羅さん)と「フランス語単語の性の分類について」(塩出さん)がテーマとなりました。両発表とも非常に面白く,素晴らしいものでした。
高さんの送別会
2023年8月28日(月曜日)に交換留学生の高さん(左)の「さよなら」パーティーを行い,中国語の履修者と一緒に学外でディナーを取りながら,国際交流をしました。半年間,ボランティアとして中国語の授業のTAになっていただき,感謝いたしております。高さんはまもなく台湾へと旅立ちます。
中国語教育FD実施の様子
教養教育としての中国語教育に関するFD活動の実施
教育内容や実施方法をはじめとする質的改善を図るために,初修中国語教育を担当する教員と中国語教育に関するFDを月に1,2回行っています。このFDでは,教授法(教え方),教授内容の提示方法と順序,確認テストの内容,学生の進捗状況などを吟味します。中国語教育の展開に役立てるために,学生からのフィードバックを含めた諸情報を分析して,お互いに情報交換を行います。
2023年度前期「中国語T(2)」中国伝統文化紹介
テーマ:端午節
日時:2023年6月19日(月曜日)10:30~12:00
ゲストスピーカー:高至柔(GAO CHIN JOU)
所属:開南大学健康産業管理学四年生
場所:宮崎大学木花キャンパス講義棟L305
第2回 2022年度外国語習得論講演会の開催 ポスターはこちら
テーマ:「日本語習得に関する因果関係研究のための解析法」
講師:玉岡賀津雄(たまおか かつお)
所属:湖南大学・教授;名古屋大学・名誉教授
日時:2022年12月6日(火曜日)19:00~22:00(日本時間)
第1回 2021年度外国語習得論講演会の開催 ポスターはこちら
2021年11月13日(土)の午後14時から17時まで(3時間)Zoomによって第1回外国語習得論講演会をオンライン開催いたしました。日本国内および海外からたくさんご参加いただき,誠にありがとうございました。