About me

 上海生まれ上海育ちですが,およそ10年間,日本の名古屋で生活,教育・研究および仕事をしていました。好きな人物はクレヨンしんちゃんと森の妖精トロール^^,好きな上海料理は"糖醋排骨(Tángcù páigǔ;上海風スペアリブ )","红烧狮子头(Hóngshāo shīzi tóu ;上海風煮込み肉団子)",好きな日本料理は刺身と豚カツ,タイ料理のトムヤムクンも大好物です。

 好きな映画は『Scent of a Woman』(1992年),『Mona Lisa Smile 』(2003年)です。ちょっと古いかもしませんが…

  最近,運動不足を解消するため,毎朝,自宅でフラフープをしています^^やっと長く回すことができるようになりましたよ!

研究歴および教育歴

非常勤

研究分野

Psycholinguistics

Second Language Acquisition (SLA)

Contrastive Studies on Japanese and Chinese

Chinese Linguistics

Language Education(Japanese and Chinese)

Empirical Studies on Linguistic Features 

研究内容

  博士論文では,中国人日本語学習者による複合タイプの和製英語,流行語,動詞由来の複合名詞など多様な日本語語彙の習得における背景諸要因について,多変量解析の統計的手法を使って検討しました。大学院在学中から中国語および中国語教育にも強い関心を持っており,博士号取得後には,日本語の語彙習得に関する研究を行う傍ら,中国語学および中国語教育についての研究も始めました。とりわけ,日本人中国語学習者の音声を介した中国語の理解を向上させるために,学習者の語彙理解や中国語の統語構造などの研究をしています。

所属学会

学生へのメッセージ

    ある言語の産出および習得には,さまざまな要因があります。たとえば,社会背景,文化受容,歴史変遷,人間の認知…さらに,個人差も加えて,人間が母語以外の言語を習得するプロセスは母語の獲得よりも複雑なのかも知れません。それは,まるで異世界のことのように思えるでしょう。「そんなことは目に見えないのに,どうやって分かるの?」と悩んでいるうちに,実験やテスト調査などによる実証的なアプローチで,さまざまな仮説を検証したほうがより客観かつ効率ではないかと思えてきました。多様な角度から言語事象を科学的に検証し,その結果を言語の学習・教授に活かしていくことが,研究の魅力だと思います。言語習得に興味のある皆さんと共に,実証的な言語研究の世界を探索していけることを楽しみにしております。