第3回勉強会

■ 第3回勉強会概要

「開発とビジネス」

■講師: 佐藤 寛 氏

サセックス大学開発研究所客員研究員(アジア経済研究所)

■参加費: 無料(勉強会運営費のご支援を歓迎いたします)

■日時: 2010年12月11日(土)

12:30 - 13:30 「日本の経験」(ビデオ上映) (会場12:00)

13:45 - 15:45 「開発とビジネス」(講師によるプレゼンテーション・質疑応答)

■会場: IoE (Institute of Education)

以下URLにある地図で、メインビルディングのあるAの建物となります。Bedford Wayに、ガラス張りの入り口がございます。当日、建物入り口にてスタッフが会場へご案内いたします。

http://www.ioe.ac.uk/sitehelp/1072.html

(参考)ロンドン交通情報

■形式: ビデオ上映、講師によるプレゼンテーション・質疑応答

■内容:

「日本の経験」ビデオ上映(いずれも50年前の途上国だった日本の姿です)

1.「明日を作る人々」(母子衛生)

2. 「緑の自転車」(農業改良・生活改善)

「勉強会」

タイトル「開発とビジネス」

以下、講師の佐藤氏よりメッセージです。

近年、国際開発・開発援助の世界では、従来のODAやNGOによる開発支援に加えて、「ビジネス」を通じた貧困削減への注目が高まっています。そしてそうした動きは、先進国に住む我々と途上国の開発問題との「つながりかた」の選択肢を増やしています。

消費者としての立場でつながる「フェアトレード」、投資者としての立場でつながる「社会的責任投資」、企業人としての立場でつながる「BOPビジネス」「CSR」などなど。

こうした動きを「開発学」を学ぶ我々はどのように捉えるべきなのでしょうか。

また、今皆さんが住んでいるイギリスではフェアトレードラベルの隆盛、「倫理的貿易」を求める消費者の声、社会的株式市場創設の動きなどが盛んです。こうした動きにDFIDは積極的に資金提供をしています。日本でもいずれこのようなことが起こるのでしょうか。

今回は、私が12月4日の国際開発学会(早稲田大学)で報告する内容をもとに45分程度皆さんに情報提供し、その上で皆さんとディスカッションを出来ればと思います。

■ 講師略歴

1981年東京大学文学部社会学科卒業後、アジア経済研究所に入所、現在に至る。

専門は開発社会学、地域研究(イエメン)、日本の社会開発経験。

■ お申し込み方法:

※当勉強会の申し込み受付は終了いたしました。

■ 主催:英国開発学勉強会(IDDP)