第二回レポート 月松堂さん

第一回に引き続きでぶごんこと内藤誠史郎(ないとうせいしろう)をやらせていただきました、月松堂(げっしょうどう)です。今回もまたいい意味で酷いセッションでした。

セッションはまず二回目から参加するPLの皆さんへSDからの状況説明、A1134の隊員が辿ったその絶望的な状況は新たな参加者を引かせますが、その艱難辛苦を乗り越えたこっちとしてみればもはや「ああ、そんなこともあったな」くらいなもの。ある程度戦争を経験すると第二段階としてこんなことになるそうな。四ヶ月前私たちは何度も「終わったー!」と思ったんです、ええ。

そして前回から引き続き参加のメンバーへ状況説明、「君たちはまだ逃げ回っている。」巻き起こる爆笑。

そりゃそんなこと言われたら「ですよねー」と笑うしかなく全員の心が一つに。

とりあえず置かれた状況が説明されたところで新キャラチーム五名のみによるシーンが開始。新しく参加したキャラクターがいかにして絶望的な天草へ行くか、技能と成功要素、前提変換をフル活用する戦いが早速始まる。

前提変換で難易度が上がったものの技能を振り絞り目的達成。

所変わって天草の北西辺り。A1134の隊員の出番となりますがここでSDから一言。「君たちはあの戦闘(第一回の最後)以降もいくつかの戦闘を行っていた。持ってる武器の数だけ1D振って4以下出たらその武器は弾切れだ。」

一頻りの阿鼻叫喚の後、ダイスロール。

我がPCでぶこんの結果。97式突撃銃、2で弾切れ。私物馬式拳銃、1で弾切れ。私物白式拳銃、4で弾切れ。つまり全損。二挺拳銃伝説がいきなり終わりを告げる。幸い97式は元々予備弾倉があったので戦闘に支障は出なかったものの出鼻が真横にへし折れました。

その後援軍がたどり着くまでなんとか生き延び待ちに待った援軍。皆が期待する中、輸送機のハッチから降下してきたのは88式戦車。分かりやすく言うと軽自動車くらいの大きさのキャタピラ車に大砲くっつけた豆タンク。・・・嫌がらせか!!が皆の共通見解でした。とりあえず主砲に助けられたから来てくれて助かったけどその登場はどうかと。

そして戦闘終了。補給物資が届きここでやっと買い物タイム。今回のパンフレットでウォードレス烈火も登場。会場は大いに沸くがPCは疲弊しきっていました。そんな隊員を励ますべく新キャラ陣+早めに買い物終わった人員による士気高揚の作戦会議。買い物に懸かりっきりだったため詳しくは分かりません。しかし話し合いの結果、ボディビルが趣味の新キャラがなんかみんなを励ますべく縛られながらポージングしてました。何を言ってるか自分でも分からないのでこの辺は会議に参加した当事者のレポートに譲ります。

待ちに待った援軍到着、しかしそれで話は終わらない。問題はどう帰るかにありました。

二十人近い人員を脱出させる為に取られた策は幻獣に占拠されたかつての拠点である空港の奪回。その為には飛行機の離着陸に使う滑走路、管制塔の制圧と周囲に展開された幻獣の排除が必要でした。

ここで部隊が分散。管制塔の奪取チームは室内ゆえの白兵戦を繰り広げ空港周辺は狙撃チームとその運搬係の烈火が戦場を駆け巡り、そして我がPCでぶごん参加の滑走路制圧チーム。

・・・地雷にはまって動けなくなりましたが何か。一秒と一メートルの計算を潜り抜けてたどり着いた最適解が完全崩壊。待ってましたと言う表情が満面に出たとても良い笑顔でしたよ芝村裕吏セッションデザイナー。

そんなハプニングがあったからでしょうか。新キャラ夏目大樹の操る航空機の爆撃でラスボスGトード(百メートルくらいのカエル)が瞬殺され、空港周囲に展開してたキメラが管制塔奪還チームの塹壕ナイフか何かで複数まとめて撃破され全体的には誰も失わず空港を奪還、装備を全て捨てる羽目になったものの皆で天草を脱出することができました。

なお、天草の北東にて幻獣の手で建造されてたものと魔方陣は予想通りワールドタイムゲート。セッション内時間である1999年3月くらいだと余裕で見た人の存在が消される程度のスキャンダル。でもそれを抑えてそうな疫病神、もとい加藤ミチルは今回特に絡むことなく、いつの間にか逃げていた扱い。ストーリーはまたも先が全く読めない展開に。

最後に勲章授与タイム。地雷にはまった七名の滑走路制圧チーム(全員烈火で固めた重武装)に極楽トンボ章が贈られることになりました。やったね!PS版と違って発言力が増えるよ!ってリアクションは多分正解では無いでしょう。

さてキャンペーンもあと半分。武器が全て無くなったけど是非でぶごんには二挺拳銃を持たせたいと思います。以上、月松堂がお送りしました。