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2017/05/12 登録会員限定で公開 (以降のバージョンも会員限定です)
TSからの受信や読み込んだAPAデータのうち、半対回(0.5対回)データのみExcel形式による手簿を作成
座標簿の編集(削除等)の複数選択処理
その他の細かな改良とバグ修正
2017/05/12 最下部へパスワード付ZIPファイルをアップしました。
ファイル名の右隅にある ↓ をクリックしてダウンロードしてください。
バグ修正
座標簿の水平垂直スクロールバーが出ないことがあった
プロット関連のエラー修正(まだ内部エラーが残っている)
ポップアップメニューの座標削除や下記のプログラムでも VIP 指定でも削除された
座標簿操作/削除・整理の連番指定削除
未解決の不具合
マウスホイールによる座標簿のスクロールが大きすぎる(1行ずつスクロールできない)これは修正不可の可能性大。
そのような事もあって、今回カーソルキー以外にスペースキー、Bキーによるスクロール機能を追加しました。
新規追加の機能
手簿 作成
APAデータからExcel形式の手簿を作成します。1〜3対回のコードも含まれていますが、半対回のみに限定しています。
当初は半対回だけでは意味がないと思っていました、半対回でも欲しいとのご要望をいただいたので公開に踏み切りました。
なお、このバージョンでは手簿が作成されるだけで、その後のトラバー計算等が自動処理はできません。
単純に手簿が出来るだけです。[放射(3D)へデータ書込]は今までどおり使えます。
今回実装しなかったた主な機能
1.距離計算書(Excel)
2.APAデータ編集の支援機能
3.各種トラバー計算へのデータ転送と計算書出力
動作環境:Excel がインストールされているPCで動作します。(Excel 2007でテスト)
Excel がインストールされていなくても手簿は生成されますが、
生成された手簿をGioLineから表示できない可能性があります。
動作条件:偏心・再測には対応していません(APAを編集する必要があります)。
APAデータに異常なデータが含まれていると処理を中断します。
【異常とは】視準点名が15文字以上、視準点名が重複、観測中断orやり直し等、
異常なデータがあった時は、APAデータの編集が必要です。
出力サンプル(Excelの印刷プレビューのキャプチャ画像)
APAデータに複数の測点名(器械点)があった時は、Excel のブックにまとめられ、1ファイルで保存されます。
座標簿のマルチ選択処理
公開当時から座標簿上での座標の編集が面倒だとのご指摘を多くいただいていましたが、個人的には座標簿の編集(主には削除だと思いますが)を重要視していなかったため実装が大変遅くなりました。
使いにくさの原因は、複数の座標点を選択出来ず、ポップアップメニューから1点ずつしか処理ができないことだと思います。
今回、下図の赤枠で示すメニューを追加しました。
左の「マルチ選択」にチェックを入れます
チェックが入ると、ポップアップメニューは出なくなります
選択したい行を指定(マウスクリックやカーソルキーで)し、スペースキーを押します
選択された行の背景色が青枠内に示したように点番、点名部分が濃紺に変わり、フォーカスが次行へ移動しますから連続した行も簡単に指定できます。
選択部でスペースキーを押すと選択が解除されます。
選択時に座標簿を(点番⇔点名)切り替えて選択しても問題ありません。
マルチ選択の下にある茶色の5は選択数です。
[削除]等のボタンで一括処理を実行しますが、[削除]と[VIP指定]は実行前に確認画面がでます。
処理が終わると選択は解除され、マルチ選択のチェックも外されます。
選択中に選択を解除したいときは、マルチ選択のチェックを外します。
下図上部の緑枠内にあった[削]ボタンは削除しました。
また座標登録数が表示されていた部分は、現在の行位置/登録数 表示に変更しました(抽出時を除く)。
各ボタンの機能
削 除 :結線構成点・VIP指定点以外を削除します(全点削除はできません)
削除した点データは記録簿へ記録されるので、記録簿からの再登録も可能です。
仮点指定 :VIP指定点以外を仮点に指定します
仮点→実点 :範囲内にある仮点を実点に変更します
VIP指定 :仮点以外をVIP点に指定します
VIP解除 :範囲内にあるVIP点を解除します
非表示指定 :範囲内の全てを非表示にします(結線構成点が含まれていたときは、処理するか問う)
非表示→表示 :非表示点を表示に戻しますが、ペグマークは全てデフォルトの小円になります。
メモ消去 :選択範囲内のメモを消去します
記録簿へコピー:記録簿へ座標データを転送します
座標簿の直接編集(セル毎)は今回も安全性の観点から見送りました。
※ Ver.6.100公開後、[表へ転送]ボタンがあった方便利だと気が付いたので、後日対応します。
座標簿のスペースキーによるスクロール
座標簿のスクロールや座標点の指定は、
・マウスのクリック
・カーソルキー
・マウスのホイール(1行ずつスクロールしない(当方では)ので実質使えない)
といった方法がありましたが、今回、カーソルキーの代わりにスペースキーでも下にスクロールするようにしました。
また、実用性は疑問ですが B キーで上側へスクロールします。B にしたのは単にスペースキーの上にあるからという単純な理由からです(Backの意味もありますが)。
なお、上記のマルチ選択にチェックが入っている時は機能しません。
細かな修正
新機能の追加に伴い、座標簿の上部に配置していた[削](座標簿の最後から登録点を削除する機能)ボタンを削除しました
GioLineの起動時には、前回終了時の画面サイズ等で反映されて起動しますが、座標簿と記録簿の分割位置は復元されていませんでした。今回のバージョンからほぼ半々のサイズで起動します(ユーザー側では変更出来ません)
メイン画面の分割位置を調整するスプリッターの色を少し濃くしました