Google App Engineとは、Googleのインフラを使用したスケーラブルなWebアプリケーションを開発するための技術です。
この章では、Google App Engineがどのような技術要素で構成されているのか、そしてGoogle App EngineでWebアプリケーションを開発するために必要な環境の構築方法について説明します。
Google App Engineは日々バージョンが上がっています。それに伴い、Google Plugin for Eclipseの導入方法も変わっています。ここでは、書籍通りに導入ができなかったときのヒントを記載しています。
最も正しい情報は、Google App Engine公式サイトにある、Google Plugin for Eclipseのページを見ることです。残念ながら英語版しかありませんが、英語が読めるのであればこのページを見るのが最も安全です。
タイムリーではありませんが、方法1の公式サイトの情報をここで簡単にまとめていくので、参考にしてください。
確認1:導入するPleiades(Eclipse)のバージョンを確認する
p.11でPleiades(Eclipse)の導入手順を説明しています。このPleiades(あるいはEclipse)も、バージョンが上がっています。Googleの傾向として、古いバージョンが使えなくなる期間が短いです。そのため、なるべく最新バージョンのPleiadesを利用するようにしてください。
確認2:Pleiades(Eclipse)のバージョンにあったプラグインを導入する
p.12では、Google Plugin for Eclipseの導入用URLを記載しています。このプラグインも、導入したPleiadesのバージョンによってURLが変わります。バージョンごとに次のURLに置き換えてください。
Eclipse 4.3 (Kepler)
https://dl.google.com/eclipse/plugin/4.3
Eclipse 3.8/4.2 (Juno)
https://dl.google.com/eclipse/plugin/4.2
Eclipse 3.7 (Indigo)
https://dl.google.com/eclipse/plugin/3.7
確認3:最新のプラグインとSDKを選択する
確認2で書籍と異なるURLを選択すると、図1.8(p.13)で表示されるプラグインとSDKのバージョンが異なります。この場合は、画面で表示されている最新のプラグインとSDKを選択してください。