投稿日: May 12, 2011 3:19:31 PM
初めてコンピュータと出会ったのは、小学二年生のころ。父が買ってきたPC-8001だ。当時のコンピュータは「マイコン」と呼ばれていた。
父にせがんで、近くの家電販売店にぶら下がっていた2,800円のゲーム入りカセット(当時はカセットテープにプログラムは保存されていた)を買ってもらった。家に帰って数分かけてプログラムをロードして、日がな遊んでいた。
同じゲームばかりでは飽きてしまうので、次に進んだのがプログラムの打ち込みだ。当時のマイコン関連の書籍には、ほとんどプログラムが印刷されていた。そのプログラムをうちこんで"RUN"と入力すれば、毎月新しいゲームで遊ぶことができた。しかし何ページにもわたるソースコードを間違いなく入力することは難しく、実行するたびに表示される謎のエラーを解決することがメインの活動となる本末転倒、しかしその転倒が今の自分を形作っていると思う。
当時よく読んでいた本で、今でもタイトルを覚えているのは
こんにちはマイコン
はるみのゲームライブラリー
マイコンBASICマガジン
Z80マシン語入門
など。
これらの本を読んでいた当時を思い出しながら、「作ればわかる!」は書いている。コンピュータで何かを作ってみたいと思っている若い世代の人に、この「作ればわかる!」を読んでもらえればうれしい限りだ。
「こんにちはGAE」