・昭和47年5月:「吹屋観光協会」設立。
・昭和49年:岡山県の「ふるさと村」に選ばれる。
・昭和50年:ふるさと村整備事業として民家の改修整備、案内看板設置に取りかかる。
・昭和52年1月:「成羽町観光協会」が発足、「成羽町観光協会吹屋支部」となる。
・昭和52年:旧成羽町が吹屋地区の町並調査報告書を作成。成羽町伝統的建造物群保存地区保存条例の施行に基づく伝建地区に指定。
・昭和52年:成羽町伝統的建造物群保存地区保存審議会を設置。
・昭和52年:成羽町伝統的建造物群保存地区保存計画を策定され、保存修理のためのガイドラインが示された。
・昭和52年:国から成羽町吹屋伝統的建造物群保存地区に選定される。
・昭和53年:吹屋地区の住民などが、吹屋町並保存会を結成。
・昭和59年:吹屋町並保存会が中国電力、NTTに要請して、予てから町並みの景観を損ねていた電柱をセットバックすることによって、景観の向上が図られた。
・昭和60年:吹屋町並保存会が各町家にかつての屋号や由来を示した説明板を設置。
・昭和63年:岡山県景観条例の施行。
・平成3年:伝統的建造物群保存地区見直し調査報告書を作成。
・平成4年:吹屋地区を岡山県が岡山県景観条例にもとづく背景保全地区に指定。
・平成5年:旧成羽中学校跡地に吹屋小学校をイメージしてできた宿泊施設「ラ・フォーレ吹屋」がオープン。
・平成12年:地域住民が参加(PI方式)して岡山県が「まちづくり・みちづくり計画」を策定。町並み保存地区の中心を通る吹屋往来の交通量を減らすため、吹屋バイパスの建設を計画。
・平成15年:明治42年(1909)建築された吹屋小学校校舎が県の重要文化財に指定される。
・平成16年:1市4町の合併により新高梁市が誕生し、新たに高梁市伝統的建造物群保存地区保存条例が施行。
・平成18年:8月に旧吹屋往来において観光協会、保存会などが主催するベンガラ灯りを開催(以降毎年8月に実施)。
・平成18年:江戸時代後期に建てられた吹屋を代表するベンガラ豪商の「旧片山家住宅」が重要文化財に指定される。
・平成20年:景観法に基づく「晴れの国おかやま景観計画」の施行。
・平成22年:岡山県が策定した「まちづくり・みちづくり計画」による吹屋バイパスが開通した。町並み保存地区の安全性の確保と良好な町並み保存に寄与できた。
・平成22年:「高梁市歴史的風致維持向上計画」を策定し、特に吹屋地区を重点地区の一つと位置付け、その周辺も含め今まで以上に景観を含めた総合的な町並み保存に取り組むこととした。
・平成24年3月:高梁市立吹屋小学校が閉校した。
・平成24年6月:都市景観大賞を受賞した。