benɛto ベナン国
danhomɛ ダオメー
本当っぽいエピソード:ある時アボメーにAdanɖozanという暴君がいた。これに対抗する有力者であるもう一人の男(後のAkaba王の兄)がいた。(中略。後で補足します。)もう一人の男はアボメーの一本のkpatinの木に住む蛇を殺して、その腹を開いてそこに再び木を植えた。その木はみるみるうちに大きくなり、彼のヴォドゥンの強さを証明した。"dan"=蛇、"homɛ"=「腹の中」、"danhomɛ"=「蛇の腹の中」という地名がついた。
偽っぽいエピソード:アボメーのダン王のところにある男がやってきて、自分に土地を分け与えてくれるように頼み、王は彼に土地を与えた。この男はそれだけに満足せず、再びダン王に土地をくれるように頼んだが、ダン王はこれを断り、「そんなに土地が欲しいならば、私のお腹の中にお前の土地を作ればいい。」と言った。男はダン王を殺して、そこを自分の土地としたことから、"dan"=「ダン王」、"homɛ"=「腹の中」、"danhomɛ"=「ダンの腹の中」という地名がついた。
agbomɛ アボメ agboはgedeviの守備魔法のこと。"agbo"=「アボ」+"mɛ"=「中」→"agbomɛ "=「アボの中」
xɔgbonu ポルトノヴォ 「大きな部屋の前」の意味。(グン語)
glehwe ウィダ 「畑の家」の意味。もともと森だった地を耕したことから。
kutɔnu コトヌー 「死の河口」("ku"=「死」+"tɔ"=「水、河」+"nu"=「入口」)
dantɔkpa ダントッパ 「ヘビのラグーンに沿う」
ganvie ガンヴィエ 部族間紛争によって、Agbogdobé(アボドベ)王とその民はラグーンの岸辺に逃れてきた。王はヴォドゥンの力によりタカに変身してラグーンの上空を飛行し、中に島を発見したが、民にはその島まで渡る術がない。そこで王は更にワニに変身して、民を背中に乗せて島に渡った。"gan"=「助ける」、"vie"=「民、共同体」、"ganvie"=「民を助ける」の意味。
kalavi アボメカラヴィ "agbomɛ kan ɖo fi"=「アボメのここの一部分」
toffo トッフォ 「川の終わり」
dangbo ダンボ 「ヘビを切る」