お子さんに虫歯を作らせない5つのこと

1.フッ素を毎日使う。

虫歯予防に一番効果のあるもの

それはフッ素です。

歯ブラシだけがんばっても

虫歯予防の効果はわずかです。

小学生のお子さんには

フッ素洗口剤が効果的です。

未就学児のお子さんは500ppmの濃度の

フッ素の歯磨き剤かジェルを使ってください。

2.飴やキャラメル、糖分の入った飲み物は家に置かない。

虫歯予防で、フッ素の次に大事なこと。

それはお子さんの食習慣です。

虫歯の多いお子さんは、必ずといっていいほど、

飴かジュース類をよく飲食しています。

果汁100%のジュース、

乳酸菌飲料、

イオン飲料、スポーツドリンクは

健康に良いと思って

飲ませているお母さんもいますが、

間違いです。

乳酸菌飲料、イオン飲料には、

糖類がたっぷりと含まれています

3.明るいところで膝の上に寝かせて毎日仕上げ磨きをする。

お子さんを立たせたまま、

あるいは座らせたままでは、

お口の中が見えません。

必ず寝かせてよく見えるようにして

ブラッシングしてください。

4.デンタルフロスを毎日使う。

虫歯のほとんどは、歯と歯の間にできます。

すき間には歯ブラシは届きません。

フロスを通して汚れを取り除いてください。

お母さん自身はフロスを使っていますか?

もし使っていないのなら

ご自分でも毎日必ず使ってください。

5.3ヶ月に1度の定期検診に必ず連れてくる。

乳歯の虫歯の進行は早いので、

3ヶ月前に虫歯治療が終わっても、

すぐ他の歯が虫歯になります。

幼稚園や保育園、小学校の集団検診で

異常なしと言われても、見落として

しまうことはよくあります。

集団検診は、1年に1回で

空いている期間が長すぎます。

必ず3ヶ月に一度は歯科医院で

検診を受けてください。