我母通思(ワガママトオソウ)
自称 一人 APSCUP 選手会代表・普及委員長 針 一 (シン ハジメ)
はじめに
APSCUP 20周年、おめでとうございます。マルゼンスタッフの皆様、日本エアースポーツガン協会様、並びに関係者の皆様、改めて選手一同を代表し感謝申し上げます。
第一回大会開催当時、「2~3回、続けばいいな!」「どうせ、ドミネーターを売るための企画もの!」と、私を含め多数の選手は思っていました。MGC主催ビアンキカップを中心としたスピード系競技全盛の時代。エアガンの命中精度も現在と比べ物とならないくらい低い時代。精密射撃など考えられませんでした。まして、精度の悪いマルゼン主催(失礼)。誰も期待していなかった大会開催。そんなAPSCUPが第23回大会・20周年を迎えた。私自身もハンドガン部門20年皆勤。仕事、家庭の事情で参加微妙な年が何度もありました。今思えば、無理してでも参加できて良かったと正直思います。同じ理由で皆勤出来なかった選手も大勢います。昨今では、優秀な新人が多数参加され、またカムバック組もちらほら。今後の展望も楽しみです。
これまで自分なりに普及(布教)活動を頑張ってきたつもりです。そんな中、フロンティア山中氏の普及活動に、ショップ社長としてではなく一選手としての頑張りに圧倒されました。改めて、「今の自分に何ができるか?」「自分にしかできないことは何か?」「どうしたら恩返し(貢献)できるのか?」そんな気持ちが膨らんできました。感謝の気持ちとは別に不満の気持ちもあります。今後の発展を願い、選手一同を代表し意見させていただきます。贅沢な要望、異論反論有ると思いますが、個人的感想・提案です。今後の大会開催の参考にして頂ければ幸いです。
公式練習会(記録会)オープン・フリー部門のハンデについて
開催当初の優勝の点数を考えれば、フリー部門10点のハンデは適正だったと思います。しかし、公式優勝得点、オープン部門190点以上(銃の精度・選手の技術向上の為)が当たり前になってきました。ハンデによる表彰は、フリー部門の選手は200点を出しても勝てません。現在の公式練習会では、オープン・フリー部門共グランドチャンピオン決定戦に出場できます。あまりに不公平、無意味なハンデです。よって、ハンデの撤廃、部門ごとの表彰を要望します。
グランドチャンピオン決定戦について
私的には、お祭り的な競技と捉えています。しかし、実際はプレート競技の一番上手い選手を決めるもの。「三競技あってのAPSCUPではないのか?」「一競技に秀でた者がチャンピオンで良いのか?」「年間最優秀選手の条件は、プレート勝利なのか?」以前より疑問に思っていました。確かに、「本戦以上の緊張感の中、戦い勝利した選手はチャンピオンにふさわしい」との意見もあります。しかし、「名誉だけ」と言いながら、参加費無料の特典、優勝者以上の扱い。大いに不満です。「プレートのみならフリーが圧倒的有利!現状のハンデは、意味がない!」がハンドガン・ライフルで約10回出場した私の結論です。
グランドチャンピオン決定戦は、あくまでお祭り的な競技とする。スピード系のシュートオフのように、本戦と全く違った競技が望ましいと思います。難易度が高いほど、グランドチャンピオンにふさわしい。競技内容を毎年変え、シークレットステージとし当日発表が理想。時間的制限等問題あると思いますが、盛り上がること間違いなし。期待します。「アイデアなら任せて下さい!」いくらでも協力します。
現状のままなら、出場者の枠を6位入賞まで拡大し、いきなりサドンデスで予選。オープンのハンデは、最初の一枚。ただし的は、撃たない。撃たずに勝敗が決まることもあり、ハンデとしては十分以上。2枚目。初弾を生き抜いたフリー選手に余裕が生まれる。2枚目初弾のオープン選手は、立場が逆転、有利が不利になることも。本戦も同様に。一発も外せない選手の緊迫感は、観客に伝わり一体感が生まれる。技術以上に心の強さが真のチャンピオン。なんとサディスティック!こんな決定戦いかがですか?
年間最優秀選手は、競技によって決めるのではなく、選考委員(大会役員・選手代表)が本年度最も活躍した選手・貢献した選手を選考し、合議の上選ぶべきだと考えます。私的には、22回なら200点満射の横田選手。23回なら、加藤選手と大会記録の高得点で×勝負死闘を繰り広げた岡本選手。近年、貢献著しい山中選手。初参戦3位入賞しかもGM獲得という快挙を成し遂げた千田選手なんて選択肢も。一人に絞れなければ、複数受賞でも構わない。23回はそんな代表ケース。
スピーチは、もちろん年間最優秀選手ですが、インタビュー形式で数名の選手に話を聞くのも面白い。
ジャッジスタッフ・運営について
大会運営は協会主催と言いながら、相変わらずマルゼン一社に依存している。一社開催の弊害は、スタッフの一部にルールを熟知していない者がいるということ。トラブルも多々ある。一人一人にジャッジが付く必要がある本大会は、他の競技以上に人員を要し、スタッフの負担も大きい。無理やりかき集めた未熟なジャッジは、選手の負担となりかねない。
以前、公式審判員制度の企画があったが、理由も告げず消えてしまった。この企画を再開し、各競技メインジャッジ以外は選手に任せても良いのではないか?成績にかかわらずルールに熟知した選手は多数いる。オープンにはフリーの選手が、フリーにはオープンの選手がジャッジをする。ハンドガン部門なら選手の負担も少なくすぐに実現可能。ライフル部門でも、ハンドガンのみの参加者から募集し撃ち順を工夫すれば可能ではないか?
ジャッジ以外でも、設営・撤収等、個々に出来る範囲で協力できるはず。特に上位バッチ保持者は、もっと義務と責任を負うべきではないか!選手全体で作り上げる大会となって欲しい。
以上により、マルゼンスタッフの負担も減る。よって、スタッフの大会参加も可能になる。ここが重要。スタッフの多数は、銃が好きでマルゼンに入社したはず。その中には参加したくても参加できない者が必ずいるはず。是非スタッフにも自社が作った素晴らしい大会を体験してもらいたい。
公式審判員制度の復活を望みます。審判員に等級をつけ、協会関係者・マルゼン社員がいなくても、有資格者がいれば公式戦が開催できる。いかがですか?
「マルゼン社員なら当然ルールに熟知している」 本当ですか? 選手の疑問に即答できないジャッジの方々。疑問多々あり。関係者もまた例外なく資格が必要だと考えます。どんな競技でも、運営と審判は別物です。また、競技の実力とルールの熟知は比例していません。上位選手のマナー違反が多々目につきます。
レギュレーションブックについて
コスト削減のためにも、毎回配布ではなくWeb公開で十分ではないか?変更点があればすぐに修正可能。(ネット環境のない方のみ有料での郵送で対応)エントリーもWeb上で。新規会員のみにレギュレーションブック・マズルカバーの配布で十分。
参加賞であるマズルカバーも同様、一個あればもういらない。スタッフの削減等も含め、コスト削減は重要。浮いた資金をエントリー料の引き下げや体験会などの広報活動に回すべき。大会継続には、初参加者の発掘が必須。参加しやすい環境整備が必要と考えます。
表彰について
近年、フロンティア山中氏のご好意により新人賞・ジュニア賞他の表彰がありました。特に新人賞は一回のみのチャンス、良い記念となりリピーターにつながります。
理想は、バッチ(クラス)ごとの表彰。賞状のみでよいので3位までの表彰を希望します。(マスター・グランドマスター・入賞者を除く)商品は不必要。商品以上に賞状は、普段表彰とは縁のない選手ほど喜びはひとしお。バッチ制度は、クラスアップを目指すレベルの選手には有効ですが、成績横ばいの選手のモチベーションを下げ競技離れを起こしかねません。そんな選手を大勢見てきました。アメリカの射撃大会では、参加者の半数がクラス表彰を含め何かの賞に引っかかります。クラス優勝、なんて素晴らしい響き。
今後の希望と野望
現在のAPSCUPは、東京近郊の選手が中心です。もっと大きな、権威ある大会(でも敷居は低く)・本当の意味での全国大会になって欲しい。なんとか、関西での本戦開催までこぎつけたい。そのためには、普及活動が重要。全国各地を巡る体験会なんてあったら最高。
協会のHPができた当初、DVD無料配布・APS-3発売効果で参加者が激増。しかし、現在のHPの更新は怠慢の極み、更新スピードが遅すぎ、マイナスイメージ満載。これが昨今の参加者減の元凶です。過去の大坂公式、HPはリニューアル中で間際まで告知なし。有志のブログでの告知で体裁を保っていた。協会の不甲斐なさに偽名で緊急参戦させて頂きました。無言の抗議。理解していただけましたか!
リニューアルHP、期待しています。始めた以上責任を果たして下さい。よろしくお願いします。
選手会結成
「今の自分に何ができるか?」
それは、協会に選手の声を伝えること。腰の重い協会の代わり情報の発信。そのためには、サポータ的選手会が必要と以前から考えていました。自分的にはもっと深く、運営にも関わりたい。
めざせ、レンジマスター!
年齢・体力的に選手としてピークを過ぎた自分が、今出来る事。フロンティア山中氏・タクさん・リスキー、驚異的に伸びる新人、その影響と刺激の日々。もうひと頑張り・・・、めざせ!選手会結成!
以上、長々と自分本位で書きましたが、皆さんはどうお思いですか?ちょっと不安もあります。
以上は、以前山中氏に未公開を条件に書いた「我が闘争」です。