GMについて
「GMは、重い。」と、言われるかたが、たくさんいます。ここでは、銃の重さとバランスについて書きたいと思います。
GMの最大の弱点は、バレルとグリップの位置が離れすぎてマズルジャンプを起こしやすいと言うことです。ハイグリップにカスタムするシューターが多いのもその為です。重心を後ろにすると軽く感じますが、ますますマズルジャンプは、大きくなります。銃の重さは、発射時の反動を殺し、サイティングも小刻みな揺れを、ゆったりとした揺れへと変えてくれます。(レストしないかぎり、銃が止まることはありえません。)
私は、女性・子供を除き軽量化には反対です。個人差はありますが、できる限り重くすることが理想です。
APSCAP本戦は、たった35発撃つだけで、あっという間に終わります。緊張感たっぷりで、重さによる揺れではなく、プレッシャーによる痺れとの戦いです。練習も筋トレだと思えば重さを感じなくなります。
軽量化をする場合は、バランスを考え必ずトップヘビーにして下さい。必要のないパーツを全部外すと、それだけで200gくらい軽くなります。(後部のパーツが多いのでかえって重く感じるかもしれませんが!)
バランスは、フォアエンドピンの位置くらいがベストだとお思います。 以上は、私の個人的な考えです。
マズルジャンプについて
マズルジャンプは、簡単な、てこの原理によって起こります。
トリガーを引くと、ピストンは前進し、スプリングは銃後部Aを押し、グリップCを支点として、マズルBを押し上げます。これが、マズルジャンプです。
ハイグリップの銃はCの位置がDに、トップヘビーの銃はCの位置が右に移動した状態になります。
支点が移動したことにより、マズルジャンプは押さえられます。
つまり、A・Cの結んだ線が短いほど、マズルジャンプは少ないわけです。
これは、グリップの握り方についても、同じ事が言えます。
グリップを強く握ると小指に力が入り、支点はEに移動します。
正しくは、中指の上にトリガーガードの付け根を乗せる感じで、力を抜いて軽く握って下さい。
ハイグリップに近い効果があるはずです。
シルエット競技のプローンもまた同じです。
プローンは、あきらかにスタンディングより簡単なはずなのに点数が悪いシューターが大勢います。
左手をしっかりと床につけ、支点を今まで以上に下に下げてしまうことが、マズルジャンプを大きくします。
横から見ると確認できます。自分もたまに油断して8mを外したりします。
最後に、私はシルエット競技が一番得意で、常に38点以上出しています。
正確なサイティング・弾道の把握・親指の使い方がポイントです。