テキストファイルを開く際に、タグなどをどう解釈するのか?の設定を行います。
詳細説明を表示ボタンを押下すると、詳細な説明が表示されます。
以下必要と思われるものを説明。説明のないものはタグ、訳者注を解釈するかしないかなど単純な内容となります。
・禁則処理時に文字間調整
禁則処理が行われて、行末に文字が、追加/削除される場合に、単純に末尾に追加、削除するのではなく、追加、削除をしたうえで、最後の1文字の開始位置が他の行とそろうように調整します。
末尾に句読点などが追加された場合、調整した結果、逆に他の行よりも短く見えるなどという事もあります。
文字を大きめに設定していた場合など文字がかぶってしまうようでしたらチェックを外してご利用ください。
・行頭禁則を最大2段階利用
”~だっ。”や”~。」”のように行幸禁則文字が2文字続くような場合に、最大で2文字まで禁則処理を行います。
・既読ページを読み込まない
再開や、栞から開く場合に、
既読部分を元ファイルにして最大50行までしか読み込まないようにします。
読み込み解析対象が少なくなる為。特に後半ページを開く場合などに効果を発揮しますが、
ページを戻る場合などには読み込んでいないページへは戻れない事や、読み込み開始が異なる為、ページの表示内容が前回とずれることがあります。
・1文字ごとのルビを連結
1文字ずつにルビが振られている場合、ルビの表示が重なってしまい見えなくなることがあります。
それを避けるために1文字ずつ振られているルビが続いている場合、連結して表示します。
梅干屋それぞれ、うめ、ぼし、やとルビが振られていた場合、梅干しやに対して、「うめぼしや」とルビが振られている物として解釈します。
・第3、第4水準文字を解析する。
対応したフォントを選択する必要がありますが、第3水準、第4水準として
訳者注表記してある文字を実際の文字で置き換えます。
・!?または!?を感嘆疑問符に置き換え
上記の解析が必須ではありますが、便宜上2文字であらわされている感嘆疑問符を1文字に置き換えます。
・ルビ検索を利用する。
読書画面でルビ一覧として該当ページまでに表示したルビを確認できるようにします。
よくこれって何て読むんだっけ?という状態に遭遇するような人はご利用ください。
・見出し一覧を利用する。
読書画面で見出し一覧と、そこへの移動を利用できるようにします。
・対応しない訳者注を削除
解析に対応していない、または解析しない設定になっている訳者注を表示しないようにします。
訳者注が厳密ではないファイルなどを表示する場合には設定したほうが良い場合があります。
・【テキスト中に現れる記号についてを省略
ファイルの冒頭のお決まりの表記を無視します。
ルールから外れていたり厳密ではない場合、後続部分も無視されることがありますのでその場合にはチェックを外して利用ください。
・その他回転させたい文字は以下に入力後、保存ボタン(サロゲートペア文字は非対応)
他の設定で半角文字や、《などを回転させられますが、それ以外に回転させたい文字がある場合入力します。
たとえば矢印を回転させたい場合、
→↑←↓と入力する事により回転させる文字列に追加する事が可能です。