003-インド文化に触れる
2009年3月21日
マレーシアは、インドにルーツを持つ人々も暮らしています。
食事や服装など、インド文化の影響を感じる部分が多々ありました。
ナジブの案内で、KL にあるヒンドゥー教寺院(Sri Kandaswamy Kovil )を訪れました。
寺院の屋根には積見上げられたように多くの細かい彫刻が施されています。
建物の中にも、沢山の装飾があり、美術館にいるみたいです。
様々な神をモチーフにした彫刻は、見ていて飽きません。
館内には、センターのメイン祭壇と、それを囲むように数カ所の祭壇があり、
司祭のような人と参列者が、それらをぐるぐる廻りながら祈祷していました。
寺院の外庭に、洞窟と水辺を模したエリアがあり、カラフルな彫刻が配されていました。
池の正面に「SARAVANA POIKAI」と記してありました。
中央にいるのが軍神の「SARAVANA = Murugan = スカンダ(Skanda)」で、
奥にいるのが彼の親「シヴァ神(Shiva)」と「パールヴァティ(Parvati)」だと思われます。
インド神話に登場する沢山の神々。帰国後、気になって調べてみると、神様なのにおっちょこちょいだったり、怒りっぽかったり、人間味のあるストーリーがありました。
知恵と繁栄の神「ガネーシャ」はシヴァ神の長男。
「ナンディン牛」はシヴァ神を祀る寺院の門番的存在。
日本の神社に狛犬がいるような感じ?
軍神「スカンダ」を乗せるというクジャク
ヒンドゥー教の祭壇などに献じられる美しい花。
インド人街では、吊り下げらた状態で売られていて、とても素敵。