「タイ日シンポジウム・研究発表会2024」
2024年11月30日(土)に Knowledge Exchange Centerにて、シンポジウム・研究発表会を実施しました。
シンポジウムでは、タイにおける観光場面での日本語に焦点を当ててお話していただきました。
研究発表会では、日本またはタイを拠点に研究に取り組んでいる方々に発表していただきました。
シンポジウム
テーマ①「タイにおける観光日本語」
問題提起:山川和彦(麗澤大学)
発表:松本みなみ(国際交流基金)「新しい観光の在り方-サステナブルツーリズムを日本語の授業で考える」
パネルディスカッション:観光の日本語の在り方
テーマ②「バンコクの言語景観」
発表:梅本将司、プラカッシュ・ニューペイン(サイアム大学)「日本語学習の場を広げる試み-サイアム大学における授業内活動の報告」
ワークショップ:タイで使われている日本語を考えよう
ゲスト発表(発表順)
1.山川和彦(麗澤大学)「地域語の観光資源化と運用の課題」
2.高民定(千葉大学)「地域語の観光資源化に関する総合的な考察―チェジュ語の例を中心に―」
3.藤井久美子(東洋大学)「日本と台湾における言語景観の相違に関する一考察」
一般発表(発表順)
① 小柴裕子(宮崎大学)「CEFR の言語能力観~あらゆる能力の有機的なつながり~」
② 樋口謙一郎(椙山女学園大学)「タイにおけるタイダム族の文化保全事業と課題」
③ 金智賢(宮崎大学)「日本語と韓国語の連体修飾構造に関する対照研究―「到着の列車」タイプの名詞句を中心に―」
④ 三木日登美(兵庫教育大学大学院)「絵本を使った非認知脳力の教育方法の確立」
⑤ 井上徳之(中部大学)「タイの日本語教育における科学コンテンツの活用」
⑥ 梅本将司、ウティチャイ・ウティワットチャラナード(サイアム大学)「サイアム大学におけるリンガフランカとしての日本語を用いた活動報告」
⑦ 今千春(明海大学)「海外帰国者のネットワークと言語管理:日本から帰国した韓国人の事例から」
⑧ 高橋亜紀、森康眞(スィーパトゥム大学)、冨樫陽菜(椙山女学園大学学部生)「東南アジア諸国への留学の意義と将来性: タイ王国を事例として」
⑨ 千石昴(タマサート大学)「日本語のグループ会話におけるタイ語母語話者の母語使用―タイ国内で日本語を用いる学習者の支援を見据えて―」
⑩ 富田紘央(東海大学)「日本人大学生のタイとの学生交流活動に関する調査分析」
⑪ 岡本聡(中部大学)「タイの大学における日本伝統文化教育の可能性」