総合探究の第一歩は「自分を知る」ことから始まります。GC・ITで身につけたスキルや知識を整理して、自分の強みを分析します。さらに自身の興味関心を広げて、今後の探究活動の足がかりとします。
前回に引き続き自分を掘り下げる時間です。「自分知MAP」を埋めながら、自分の興味関心を広げていきます。そして、その中で探究していきたいことを模索しました。
今回から探究班で活動をしていきます。アイスブレイクとプロジェクトマネジメントとしてキングダムタワープロジェクトを行いました。班で役割分担をしながら、協力する大切さを学びました。
探究の核となる「問い」をたてます。班員で興味のあるテーマを出し合って大きなテーマを決めた後、そのテーマについて掘り下げます。そして先生と相談しながら、問いを決めました。
これから探究していくグループと顔合わせをしました。雨傘の傘以外の使い方やデートプランなどのワークショップでアイスブレイクを行いました。うまく打ち解けたようです。メンバーの方向性を聞きながら、これからの探究活動に向けてよいスタートになりました。
「問い」をたてます。チームで現状と理想状態を整理して、課題をあぶり出します。そして、それら課題の根本にある「本質的な課題」を見つけられるよう掘り下げていきます。
前回チームで考えた本質的な課題を中心に、探究計画書の作成を行いました。理想状態を再確認した後、まず情報収集から行いました。科研やAnewsなどツールを活用することで深化と探索をします。各チームに1人ずつ付いた教員メンターとの交流も始まりました。
花王ミュージアム館長さんの講演。日本に清浄文化を根付かせた研究開発の歴史。慣習環境などにより商品開発に違いがあることや異なる分野が出会って新しい商品が生まれること、コミュニケーションや人の話を聞き観察することの大切さを知りました。生徒は自分の探究に生かします。
今学期最後。研究計画書に今後の計画を書き込み、メンターの先生とも相談し、資料探しやインタビューのアポ取り、発表づくりを進めていきます。論文検索でキーワードを調べたり、他のグループに意見を聞いたり。意見を出し合い、研究計画を進めていきます。1月中間発表が楽しみです。
まずは冬休み中の活動の情報共有から始まり、次回の中間発表に備えて資料作りをします。自分たちのここまでの活動を振り返り、自分たちの班の困りごとを整理します。
2月22日の探究DAYに向けて、フィールドワークやアンケートなどの活動進捗、困りごとなどを共有します。別チームの生徒や教員から多くのフィードバックを貰い、モヤモヤしたりスッキリしたりと気持ちを伴いながら試行錯誤を重ねていきます。
中間発表で得られたフィードバックを踏まえて、アイデアを洗練させていきます。問いに立ち返って一からアイデアを考え直している班もありました。試行錯誤しています。
今週は、早い班は発表の方法を決定しました。インタビューやアンケートを実施した班が増えてきました。中には、学校でのシエスタ(昼寝)導入の効果を知るために教室を予約して昼休みにシエスタを実施した班も。
自分たちの考えたアイデアを効果的に伝えるための適切なアウトプット方法を考えます。今まで様々なアウトプットを経験してきた中で、適切なものを議論し、選んでいきます。
探究DAY本番のイメージを具体化していきます。場所や配置、声掛けなど、ここまで5カ月間自分たちが取り組んできたことを効果的に伝えるための工夫を考えます。
探究DAY本番に向けて最終調整をします。前回に引き続き、探究DAYのイメージを具体化していきます。実際に発表が固まってきた班は、先生に発表を見てもらってさらにアドバイスをもらいます。
いよいよ探究DAY本番。それぞれの班が、それぞれのテーマにあった場所、方法で発表をします。生徒は皆堂々と自分たちの発表を成し遂げました。ゲストの方や保護者にうれしいコメントをもらって喜んでいた班もたくさんありました。
ここまでの活動を振り返ります。自分たちの頑張れた点や、その反面足りなかった点を振り返り、次年度以降の探究活動に活かしていきます。