【長野県北アルプス山麓産のルバーブがよくあるジャムに:ついつい企画】2015.5.12
友人から今日、北アルプス山麓松川村産のルバーブを頂きました。早速「お菓子作り」に挑戦してみました。
「お菓子!」と期待される方もいらっしゃると思うのですが、私が作りたかったのはあくまでも「お菓子」で、最初っから「ジャム」作りではなかったんです。でもいつの間にやらジャムになってしまったのです。
頂いたルバーブは根元あたりがほんのりと赤く、あとはフキみたいな緑色。採りたて新鮮なルバーブは、愛読の新聞紙に包んでありました。
数年前、ルバーブでジャムを作ったことのある私です。ですが、ほとんど忘れてしまっています。
でも、今回は水を使わず砂糖だけで煮ることで「フキのようなお菓子にならないかな〜」と、期待を込めて、とにかくお菓子作りに挑戦です。
全く自信がないのでとりあえず4本(220グラム)を取り分けました。
包丁を手にしてルバーブに。ところが包丁が切れないのかと思うほど固くって歯が立たないんです。あれ、こんなに固かったかなあ?
最初の一回は包丁を上から押さえつけたほど。うっそみたいでしょ。でも、ほんと。次は力を入れましたよ。
長さは3センチ程度です。
教えていただいた通り、砂糖は材料の半分(110グラム)。よく使うグラニュー糖を使います。
ここからは全くの自己流。
浸透圧で水分が出ないかなと、グラニュー糖を切ったルバーブにまぶし、1時間ほど待ってみました。
でも、グラニュー糖は少し湿った程度でした。
赤い汁が出れば、美味しいジュースになったかも。これも、ちょっと期待はずれ。
さて次は、鍋を火にかけます。一番弱い火で煮ます。だって水使っていないんですもの。
ぐつぐつぐつぐつ・・・
水分が出てきて、鍋の蓋にも水滴がいっぱい。
あらら・・・
あんなに固かったルバーブがとろけちゃった。かなり想定外です。水を使っていないので、フキを砂糖で煮たような、そんなお菓子を期待していたのですが・・・ちょっとしょぼん。
これじゃ、しっかりした形のあるお菓子になりませんね。さて困ったな。
ということで、更に煮詰めます。皮も取り除かなかったのに、繊維がぜーんぶとろけてしまいました。
仕方ない。では飴にならなないかと蓋をして更に煮てみました。数分して蓋を取ると、鍋の高さにまで膨らんでいます。焦げる寸前でした。
右側に、ちょっと茶色くなったお焦げが見えるでしょ。
蓋を取っていると、そんまましぼんでいき、ご覧の上な状態に。
結局、飴にもお菓子にもならなかったルバーブ。
ということで結局、よくある「ルバーブジャム」の完成。ちょうど、6角のスクリュー瓶一つができ上がりました。
お味はどうでしょう?
甘酸っぱくって、美味しいの!
パンやクラッカーに付けたり、ヨーグルトに掛けて頂こうかしら。
もしかして、これを使ったら、全く別のお菓子や飴ができるかもしれませんね。
お料理があまり得意な分野ではない私。お菓子作りは次回、再挑戦ですね。