【「独り言」で触れたリンゴ「ピンクレディー」】2011.1.28

「ついついペコの独り言」の「日持ちすると言うピンクレディーリンゴ」で先日触れたピンクレディーリンゴは、バレンタインデー用に長野県安曇野市、松本市を中心に、1個150円から200円ほどで売り出しています。

豪州西オーストラリア州の試験場で、レディーウイリアムスとゴールデンデリシャスを交配してできた、新しいリンゴです。

栽培の権利は、豪州のAPALという組織が持っており、苗木生産から、商標まで使用料を払わないと勝手に作れません。長野県安曇野市を中心に日本ピンクレディー協会ができ、会員はAPALと栽培契約を結んでいます。東北などに試験的な栽培農家が広がっていて、各国の組織が集まって、国際ピンクレディー協会があるそうです。

大田市場(東京都大田区)にも出荷が始まったようですので、そのうち東京周辺の皆さんは出会うことがあるかも知れませんね。

リンゴはハートマークのシールが貼られた、上の画像です。

日持ちがし、ちょっと小ぶりです。あまりにきれいな色で、食べるのがもったいないくらいです。

フジリンゴよりも鮮やかで、甘みも酸味も強く、濃厚な味だそうです。

売れ行きは好調です!販売店のひとつ、安曇野スイス村(安曇野市豊科)の中村進さんは「昨日、今日と、大分お客さんが来て、求めていきました」と、話していました。

安曇野スイス村直売所の中村進さん

今年からスイス村へ出荷を始めた生産者のひとり、佐原優太さん(松本市梓川)は「一昨年から作り出しました。今年はかなりなると思うけど、木が2年目なので、今年は少なかったです。明日、朝一にスイス村に持って行く予定ですが、もう幾らもないですよ」と、電話の向うの声が弾んでいました。

生産者のひとり:佐原優太さん松本市梓川 電話:090・4861・9894

販売店のひとつ:安曇野スイス村(豊科インターチェンジから北に約1キロ)電話:0263・72・7878