【山野草の寄せ植え「亀」:長野県松本市波田・信州まほろば農園】2010.8.1
牛丸さんが一番気に入っている寄せ植え「亀」
長野県松本市波田にある、新島々のバスターミナルの上高地寄りに、ブルーシートのビニールハウスが並ぶ山野草直売所「信州まほろば農園」があります。そこでは山野草の寄せ植えを作り、販売しています。気に入ったから絶対売りたくないと、カメに似た、梓川の流木を使った寄せ植えもあり、ちょっとした人気です
寄せ植えは、直売所近所の中原さだみさん(同市波田)が主に作っています。流木の他に、鉢、テッペイ石、軽石をくり抜いた中に、数種類の山野草を植え込んでいます。
流木の寄せ植え「亀」を作ったのは、経営者の牛丸正幸さん。梓川の流木中の1つがとても気に入り、何の加工も施さず、木のすき間に水苔を入れ、セッコクを植えました。
「亀」は、お客さんが「カメに似ている」と言ったことから、なお気に入り「誰にも売りたくないので高い値段を付けた」と、話します。
寄せ植えは、上高地や、乗鞍に行くお客さんが買っていくと言いいますが、「流木を集めて何十年にもなるが、こんないい流木はない。亀はいくら『買いたい』と言っても売りたくない」と牛丸さんは話しています。
牛丸さんの手の方向から見ると、下のように見えます。