2025/9/19(金)開催!「アジャイル変革をどのように始めるか?」事例ワークショップを体験しよう
概要:https://techplay.jp/event/969258
運営の丸田です。
3月19日に「組織モデルを探求しよう!」と題したイベントを開催しました。
オンサイト会場は日本アイ・ビー・エム株式会社様にご提供いただきました。運営を代表して感謝申し上げます。
今回のワークショップでは、「組織モデルを探求する」をテーマに、以下の2点を図にしながら議論を進めました。
情報の流れ(情報の開始、経路、終点を辿る)
意思決定のプロセス(この情報の流れにおける意思決定の順番や難易度、影響範囲)
ワークショップの手順は以下の通りです。
前半
どういった情報があるかを社内・社外情報を分けて可視化
それぞれの情報は、組織のどこから開始して、どういう経路を通って、どこに終着するかを可視化
その情報は、どういった順番で意思決定されるか、もしくは意思決定するところがどこか、を可視化
後半
前半で作成した可視化したモデルを基に、以下の点について参加者間で議論しました。
社内・社外情報での経路・影響範囲の違い
情報が流れる順番や、意思決定の順番や場所を変えることによって変化する内容
意思決定に必要な情報が揃っているか否かの検討
意思決定の影響範囲を考慮した意思決定ができているか否か(影響範囲を考慮した意思決定が、部下や同僚に伝わり易いこと、伝わり難いこと等の検討)
オフラインでは18名の参加者が3チームに分かれて議論を行い、オンラインでは5名が参加しました。各チームは、自社の組織に焦点を当てたり、一般的な組織の例をもとに議論を深めました。
あるグループでは、前半に伝統的な日本企業の構造をモデル化し、情報の流れを可視化することで、既存の意思決定プロセスの特徴を把握しました。後半では、その情報の流れや意思決定の順序をあえて逆転させてみることで、組織モデルやプロダクト開発プロセスにどのような変化や影響が現れるかを探求しました。
また別のグループでは、同じ情報を起点としながら、異なる組織構造で情報がどのように流れるかを対比しました。その結果、組織構造の違いによって、伝わる情報の内容やスピード、関与する人の層が大きく変わることが明らかになり、情報伝達と意思決定の関係性についての考察が深まりました。
現場起点の意思決定だけでは、経営層の視点(財務や事業全体)を捉えにくく、全体最適な判断には限界があるという意見や組織モデルを把握せず単にスクラムを導入するだけでは効果が限定的なため、経営と現場を調整する仕組み作りが重要なのではという意見が出たり、そもそも「誰が何を知っていて、誰が何を知らないのか」という状態が見えていないことに対して、どういう手を打てば良いのか、もしくは仕組みや構造で改善するにはどうすれば良いのか、などの検討を進めました。
グループでの議論1
グループでの議論2
グループでの議論3
グループでの議論4
議論内容1
議論内容2
議論内容3
今回は参加者22名中10名の方に回答いただきました。
情報の流れからのアプローチ
意思決定の影響範囲という視点はあまり明確に持っていなかった
情報が流れるステップが多くなると、ステップ毎に生じる待ち行列の影響で全体が遅くなりがち
テーマを絞ってモデリングしないと、抽象的で議論がやりづらい図になってしまうこと。
意思決定の流れ
意思決定者を、経営層など上位の人間から開発現場に変更をすると、参照すべき情報がかなり変わったことに気づいた
意志決定者が、実は意志決定に必要な情報を得られていないこと。階層を経る過程で情報が変わってしまうこと。
前提の制約条件を入れた方が良いかなと思いました。
もう少し意図の説明があると進めやすいかなと思いました
開始時間に間に合わず、途中からは少々キャッチアップが難しかった(ただ、今回の問いはそもそも難しかったかもしれないですね)
ワークを有意義なものにしようとトライしましたが力不足を感じました。また宜しくお願いします。
もう少し遅い開始だとありがたい。
システム思考の書き方についての補足があったらよかったかもしれません。また、矢印を書きたかったので大きなホワイトボードがあったほうがよかったかもしれません。
次回は是非江端さんもお越しください
ありがとうございました。
また参加します!
いつもありがとうございます!
いつもありがとうございます。開始は19時が良いです
考える参考にできる資料などが共有されると嬉しいです
時間を遅くしていただけると助かります。
学ぶ機会を提供いただきありがとうございました!
なし
なし
特にありません!
いつもアンケートに協力いただきありがとうございます!いただいたフィードバックは今後の参考にさせていただきます。
アンケートの結果1
アンケートの結果2
今後もあらゆる参加者にとって学びになる場を提供していきたいと思います。
引き続きよろしくお願いします!