FC今治×調理ビジネスコース
コラボ授業
FC今治×調理ビジネスコース
コラボ授業
テーマ:地元食材を使用したメニュー開発
学生とFC今治の選手が、地元の特産品や、ブランド化を推進している食材について学び、収穫体験をします。それらを通じて、FC今治の選手と共に、料理レシピを考案し、その中からおすすめメニューの料理動画を作成して、地産地消の大切さ、手作りの楽しさを伝えることを目的として実施します。
×FC今治 髙瀨 太聖選手・佐藤 璃樹選手
「地元食材について学ぶ」
愛媛県東予地方局今治支局の方や、いまばり博士から、甘長とうがらし、島オリーブ、島ワイン、島レモン、今治産小麦など今治市の食材について選手と一緒に学んだ後、グループワークにてどんな料理がいいかを話し合う
開発対象の地域食材
2022.6.21 実施報告
FC今治コラボ授業で、髙瀨太聖選手・佐藤璃樹選手と一緒に地域食材について学び、開発したいメニューを考えました。
3つの班に分かれ、2選手は3人組のグループに入っていただき、授業を受けていただきました。
好きな芸能人は?など雑談も交えつつ、選手のみなさんも気さくに話しかけていただき、いろいろと意見交換ができました。
まずは、レシピ開発を行う地元の食材について学びます。いまばり博士より、食材についての歴史も学びつつ、知識を深めていきます。
続いて、愛媛県東予地方局今治支局の方から甘長とうがらし、島オリーブ・島ワイン・今治産小麦などのお話をうかがった後、それぞれの食材の試食を行います。
①甘長とうがらし
(ビール漬け・マヨネーズあえ・パウンドケーキ)
②オリーブオイル(2種)
③今治産小麦で焼いたパン
「美味しい!」や「苦い!」など、みんなで試食して、意見交換を行います。
同じ味でも感じ方は人それぞれ。オリーブオイルは収穫時期で味が異なるのに驚き、好みも分かれます。
「苦いのは大人の味だね」なんて言いながら、かなりの数の試食をこなします。
試食を終えたら、本題のメニュー開発用の料理を考えていきます。「どんな料理が食材を活かしたおいしいレシピができるのか」事前に学生が用意したメニューを挙げたシートを見ながら、グループで選手と相談していきます。
後日、ポパイズクラブのみなさんにも意見をうかがい、人気投票のメニューリストを作成しました。
この意見をもとに、試作品を作成していきます。
メニュー開発頑張るぞ!
「第2回に向けての準備」
2022.7.15 授業風景
2022.7.15
7月15日、FC今治コラボ授業第2回に向けて試作品を作成しました。
愛媛県東予地方局今治支局の方にもお越しいただき、一人あたり3品の試作品を作成し、味の評価を行いました。
うまくいったところや、失敗したことなど共有し、試食をしながら意見交換を行いました。お互いにこの中から数品を選び、第2回に向けて試作を重ねて行きます。
第2回に登場する料理はどれになるのでしょうか。次回をお楽しみに!
2022.7.15 授業風景
甘長とうがらし・オリーブを使った 試作品30
2022.7.29
7月29日、前回つくったFC今治コラボ授業の試作品の学内評価をもとに、前回のものに改良を重ね、再度試作品を調理しました。
味や見た目、主役とする素材の味をどう活かせるのかを検討した第2弾です。
どれも美味しかったのですが、第2回のオリーブ収穫のコラボ授業で選手やポパイズクラブのみなさんに試食していただくため、この中から早速20品まで厳選していきます。
また、最終目的はレシピ動画の作成であることから、「動画に向いている作品はどれか」「見てくれる人が作りたくなる料理はどのようなものか」「料理に慣れていない人も気軽に取り組める料理はどのようなものか」なども考慮していかなければなりません。
さて、引き続き第2回に登場する料理はどれになるのでしょうか。
ぜひ、当ててみてください♪
×FC今治 髙瀨 太聖選手・モハメド アダム選手
「大島でオリーブ収穫体験」
「ポパイズクラブ」でオリーブの収穫を体験することで選手と一緒に食材について学ぶ
1回目の提案をもとに学生がレシピを作成。その考案料理をFC今治選手とポパイズクラブの方々が試食し、意見交換を行う
2022.10.20 実施報告
大島のポパイズクラブ(オリーブ園)でオリーブ収穫体験と開発レシピの料理試食会を行いました。
今回のレシピ開発のテーマである食材は、甘長とうがらしとオリーブ。
甘長とうがらしは学内の「めいたんファーム」での栽培によって、オリーブはこのポパイズクラブでの収穫体験を通して食材への理解を深めます。
今回の授業の目的はこれらの食材についての理解と、第3回の料理動画制作に向け、開発中レシピの意見交換です。
いよいよ今日、第1回でFC今治選手と一緒に地元食材について学び、グループワークからの提案をもとに、試作を繰り返してきた料理をFC今治選手やポパイズクラブのみなさんにお披露目します。
オリーブ園に到着すると、まず、オリーブの実の採り方のレクチャーを受け、収穫を開始しました。FC今治の髙瀨太聖選手、モハメドアダム選手も同様に収穫体験です!
ちょうどこの日、テレビ愛媛の番組の企画で村上ショージさんがオリーブ園を訪れ、インタービューしていただきましたので、開発中のレシピにかける思いを熱く語らせていただきました。
村上さんにも料理を試食していただき、「うまい!」のお言葉をいただきました!
「おいしい」という言葉は、作り手にとって最高のご褒美です!
アンケートに書いていただいたご意見を参考に、第3回に向けて、レシピを洗練させていきます。
地域のみなさんが「食べたい!」「作りたい!」と思うレシピを考えて、多くの方に今治産の甘長とうがらしとオリーブを使った料理を楽しんでいただけるきっかけを作れたらいいなと思います。
【取材いただいた番組】
テレビ愛媛 ふるさと絶賛バラエティ「い~よ!」
村上ショージの『村上村』
https://www.youtube.com/watch?v=8pGoSr8PGQs
【公開】
×FC今治 佐藤 璃樹選手・滝本晴彦選手
「コラボ考案料理の動画作成」
学生が選手と一緒に考えた今治市の食材を使用した料理の工程を撮影し、動画を制作する。楽しく美味しそうな動画になるように工夫する。
2022.12.18 実施報告
コラボ授業3回目は、地域の方に見守られながら、オリジナルレシピの公開撮影を行いました。
手早く作業ができるように、本番を想定した練習を3回と自主練をプラスして、各チームしっかりと準備してきました。
料理番組を参考にしながら、素材の紹介方法や、コツなどをどのように話すと伝わりやすいか、調理している間はどのようにすれば飽きなく見てもらえるか、選手にお願いする作業や、話すことなど、いろいろなことを考えて、本番がスムーズに進むよう練習してきました。
動画にするレシピは「オリーブ大福」、「オリーブま焼き鳥」、「韓国風キンパ」です。
地域の方には、事前に準備したそれらを召し上がりながら収録を見学していただきました。
「オリーブ大福」と「オリーブま焼き鳥」は佐藤 璃樹選手、「韓国風キンパ」は滝本 晴彦選手も加わり、一緒に動画を撮影しました。
参加者は、それぞれの料理を試食し、5段階評価で点数化して味を評価していただきました。平均値は全て4以上の高評価で僅差となりましたが、「オリーブま焼き鳥」が第1位に輝きました。加えて、「これをきっかけに、オリーブに興味をもてた」「苦手だったけれど美味しく食べられた」などの感想をいただき、食材に興味をもっていただくことができたのは、良かったです。
アドバイスもいただき、今後さらにブラッシュアップした取り組みができればと思います。
クッキングショーの映像を使用し、3つの「レシピ動画」を完成させました。
レシピ1:オリーブま焼き鳥
レシピ2:甘とう美人のキンパ風海苔巻き
レシピ3:オリーブ大福
「ビジネス」をテーマとし、考案したレシピの中で一番好評だった「オリーブま焼き鳥」を現在の在学生が引継ぎ販売用に改良した「オリーブon焼鳥」を11月24日のホーム戦最終日の「バリグル」で販売します。
オリーブon焼鳥 2本入350円 / 3本入500円
焼豚玉子バインミー 700円
【出店情報】
日時 2024年11月24日(日)11:00~
※売り切れ次第終了
場所 アシックス里山スタジアム(里山アイランド
2024.11.11 実施報告
11月24日(日)FC今治最終ホーム戦「バリグル」の出店に向けて「焼き豚玉子バインミー」と「オリーブま焼き鳥」を試作を重ねています。
今回は、先輩たちがFC今治トップチームの選手とコラボしてつくった「オリーブま焼き鳥」を現在の在学生が引き継いで販売します。
SDGsの観点から、廃棄部分がなるべく出ないようにする工夫や、最近の物価高で、鳥肉やオリーブの価格が高騰する中でも、なるべく手に取りやすい価格に抑えるため、いろいろと試行錯誤し、販売に適した商品に改良しました。
間に挟むオリーブを鶏肉で包んでみたり、オリーブをソースにして乗せてみたり、いろいろなバーションを作って得た解答は、「オリーブon焼き鳥」という新しい形。
ソースの味は「アヒージョ」っぽく、和食×イタリアンの組み合わせが斬新です。
同時に販売する焼き豚玉子バインミーは、いろいろなバンズで試してみたり、味付けも変えてみたり、まだまだいろいろ試しています。
「レバーパテを塗る量も、レバーが好きな人にはたっぷり塗って主張させてもいいけど、苦手な人は食べづらいかも…」「パクチーも人によって欲しい量が違うよね…」「時間はかかるけど、お客さんとコミュニケーションとりながら、具材を入れていったら?」
など、試食の間も意見が飛び交いました。
試作するたびに、「この味付けだと原価いくらになる?」「いくらだったら買う?」
と、学生たちの意識は、「おいしい」を追求すると同時に、「ビジネス」へも向きはじめていました。
あと数回の試作を重ねて、本番を迎えます。
ワクワクしてきました。
×FC今治マーケティンググループ
「ビジネスを体験する」
「オリーブon焼鳥」を11月24日のFC今治ホーム戦最終日の「バリグル」で販売します。
今回の「バリグル」販売では、地域の方との交流を楽しみながら、「売ること」の楽しさや難しさなどを実体験を通して学びます。
2024.11.24 実施報告
FC今治ホーム最終戦「バリグル」で出店!
FC今治ホーム最終戦の「バリグル」の「選手プロデュースフード」コーナーで出店させていただきました。
この日のスタジアムは満員御礼。たくさんの人々で賑わい、活気あふれる一日でした。
今回は2年生の「ビジネス」の授業として、学生が販売価格や原価、材料、味、販売数など、利益を考えながら決定してきた商品を販売します。
商品は、トップチーム選手とのコラボ授業でメニュー開発し、自分たちで商品開発した「オリーブon焼鳥」200本と、今年度商品開発で取り組んできた「焼豚玉子バインミー」80個。
今回もオペレーションの人数が多く、早くお渡しができました。
焼き鳥は早々に売り切れてしまいそうになり「キックオフまでまだまだあるから、もうちょっとゆっくりつくって(笑)」とか、「3本入りをやめて、2本入りだけにしよう」など、その場で相談しながら進めていきました。
立ち寄った方々から、「以前公開授業で、オリーブま焼き鳥を食べて美味しかったので、買いに来ました」と嬉しいお声もいただきました。また、「レシピ動画見ました」と言ってくださる方もいて、過去の授業からのつながりを嬉しく思いました。
焼鳥はキックオフの1時間前に完売し、「食べたかった~」と残念そうにする方もいらっしゃいました。バインミーはキックオフ時には5本残り、学生たちは「売ってくる」と、積極的に売り歩き、キックオフから20分ほど経過したころに完売しました。
売れたこと、食べていただくことの喜びは、作り手にとっての「やりがい」です。マルシェではお客様の反応を直接聞くことができ、「おいしいものを作る」以外のたくさんの大切なことを、この一日で学ぶことができました。
FC今治トップチームの選手と開発してきたレシピをスタジアムでたくさんの方に召し上がっていただけて嬉しく思います。
今回のプロジェクトにあたり、レシピ開発から販売まで、多くの方にご協力いただき、実現できましたこと、改めてお礼申し上げます。