講師については、開講予定の教室が利用できる場合は、教室のネット環境が利用できます。
教室等の提供に関して、大学としても検討をおこなっておりますが、現在(4/10)個別対応が難しい状況です。最新の情報は、全学共通科目は国際高等教育院、専門科目は各部局にお問合せ下さい。
音声であれば100Kbps以下にはなるようです。念のため、事前の動作確認をお願いします。
それぞれの参加者のネットワーク帯域に依存します。システムとしては、そのような利用は十分可能です。
十数名程度であれば全く問題ありません。問題は、それに対して学内に受講者が千人以上いる場合です。耐えうると期待していますが、これまでそのような実績がないため、やってみなければわかりません。先日のZoom講習会は500人の同時接続がありましたが、問題なく利用できていたのではないかと思います。
情報環境機構でも、問題が発生しないか検討していますが、今回の場合、同じ部屋に多数の利用者が集まることはないため、アクセスポイントあたりの収容端末数やパフォーマンスについては、混雑の要因にはならないと考えています。学内の上流回線についても直ちに問題が発生しそうな部分はないと考えていますが、利用状況を監視しながら必要に応じて対策を検討していく予定です。
ZoomはAWSを利用して適宜システムを増強しているようですが、AWSもまだまだ余裕はあるようですので、すぐにパンクするような状況にはないと考えています。
授業の様子をレコーディングした動画を学生に公開することで、アクセスできるようにすることが考えられます。
PandA内でKaltura(メディアギャラリー)に動画をアップロードして、コースサイト内で配信することが可能です。
スマホに限らず、以下の方法でネットワーク消費を節約することができるようです。音声が途切れて聞きづらい場合も、ネットワーク消費を減らすことが有効な場合があります。
できるだけカメラ映像の送信を切る(自分だけでなく他の人のためにも)
できるだけカメラ映像の表示サイズを小さくする、数を減らす
Zoomは画面表示のサイズに合わせてデータ転送量をある程度調整します
資料共有で受信中の場合、全画面表示のときは、サムネイル(発言者映像)を非常時にする
Windows/Macでは全画面表示をやめる
ギャラリービュー(たくさんの参加者が並ぶ)に切り替える
一つの画像を小さくすることが効果的のようです
ギャラリービューで表示される参加者数を減らす(ウィンドウを小さくする)
スマートフォンの場合はドライブモードにして画面を非表示にする
ビデオ受信が停止し、音声だけになります
ただし、画面共有に付随する音も聞こえなくなります
実際に自分で試して比較してみてください。
Windowsではタスクマネージャのパフォーマンスでデータ量を確認できます。
Androidでは「通信速度モニター」アプリなどで確認できます。
iOSでは、モバイル通信やNetwork Widgetなどで確認できます。
スライドの内容は映像として送信されますので、枚数より、ページを切り替える回数や、切り替えたときの内容の違いによる画面変化に依存します。ページ枚数が多くても、アニメーションのように変化が少ない構成になっていれば、ページ数が多くてもネットワーク帯域の消費はあまり大きくありません。なお、ページ切り替え時のアニメーションはネットワーク帯域を無駄に消費しますので、利用しないようにお願いします。
ネットワークの利用帯域やレコーディングアーカイブのサイズはオンライン講義のスタイル(音声のみ、音声+資料共有、音声+カメラ映像、等)に依存します。一つの講義の中でも、可能であれば「動画」より「静止画」、「資料共有あり」より「資料共有なし」に切り替える配慮が必要です。
通信量を減らすことを優先する場合、画面の動きをできるだけ減らすことが重要です。PDFの場合でも、徐々にスクロールしながら見せると通信量は増えてしまいます。ページ単位で一気に切り替える方が効果的で、その利用形態であれば、PDFでもPPTプレゼンテーションモードでも、ほとんど違いはないと考えます。
講習会参加者より以下のサイト「オンライン講義の通信量」を共有頂きましたので、通信量の目安として紹介しておきます。
(参考:「オンライン講義の通信量」大向一輝・東京大学大学院人文社会系研究科准教授)
一般的に、ライブの送信と、一旦収録したものの送信では、後者の方が圧縮率を高くする(ファイルサイズを小さくする)ことができます。Zoomでも、ミュートしている場合は音声が送られなくなりますので、その間はネットワークの消費はあまり気にしなくてもよくなります。
収録したものも組み合わせて活用する場合は、基本的な説明を小さい単位でいくつかに分けつつ事前収録し、順番に指示しながら各自で収録したものを聞いてもらう、という方法が考えられます。
しかし、音声より映像の方が消費するネットワーク帯域が大きく、音声のみであればそれほど気を使う必要はないように思いますので、まずは、資料をPDFで事前配布しておき、手元で見てもらいながら音声で解説するという方法を検討されるのが良いのではないかと思います。