令和5 (2023)年度科学研究費助成事業(補助金分)の繰越についてお知らせします。
URL: https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/16_rule/kurikoshi.html
【概要】
科学研究費補助金による研究のうち、「交付決定時には予想し得なかった
やむを得ない事由」により年度内に完了することが困難となった研究課題
(補助事業)について、申請し承認を得た上で、補助金の全部又は一部を
翌年度に繰り越して使用できる制度です。
【対象研究種目】
本制度は、補助金を交付している研究種目の研究課題が対象となります。
※基金種目は本制度の対象外です(別途、期間延長の制度があります)
○特別推進研究、新学術領域研究(研究領域提案型)、学術変革領域研究、
基盤研究(S・A)、奨励研究、研究成果公開促進費
○基盤研究(B)(平成27年度以降に採択された「特設分野研究」を除く)
○若手研究(A)(平成29年度以前に採択された研究課題)
※特別研究員奨励費は今年度から基金化されましたので対象外となります
【対象経費】
交付申請書において確認できる研究計画であって、
「交付決定時には予想し得なかった要因によるやむを得ない事由」により
当該計画部分に係る経費を繰り越す必要が生じた場合であり、かつ、
翌年度内に完了する見込みのあるもの
したがって、病気や怪我を除く、研究者の自己都合に起因するもの
(多忙、事前の調整不足等)、研究終了後に余った研究費(余剰金)は、
対象になりません。
※間接経費につきましては、今年度使いきりとなり繰越対象外です。
【申請手続きおよび締切について(重要)】
繰越事由の発生時期により申請締切が異なります。
それぞれ以下の日時までに、希望種目名とともに繰越申請を希望する旨を
< kakenhi-ygshien@adst.keio.ac.jp >までご連絡ください。
その後、提出書類等について詳細をご案内いたします。
<第1回>交付決定日(*)~令和5(2023)年10月までに繰越事由が発生した場合
2023年12月8日(金)17時
(*)交付内定日ではありません。交付決定日は種目や、新規/継続課題により
異なります。ご不明な場合は学術研究支援課 科研費担当までお問い合わせください。
繰越事由の発生時期が交付決定日より前の場合は、本制度の対象外です。
<第2回>令和5 (2023)年11月~12月に繰越事由が発生した場合
2023年12月18日(月)17時
<第3回>令和6(2024)年1月以降に繰越事由が発生した場合
2024年1月22日(月)17時
【添付ファイル】
・繰越制度の概要
・繰越申請書作成に当たっての参考資料集
・繰越申請書作成に当たっての参考資料集(別冊)
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【お問い合わせ先】学術研究支援課 科研費担当
e-mail: kakenhi-ygshien@adst.keio.ac.jp
内 線 : 40193、40113
*11:30~12:30は昼休みのため不在にしております。
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