2024.11.24-25に播州赤穂で開催されたCPHS合宿へ,石田,宮岡,福田,井上の4名で参加してきました。泊まり込みの合宿スタイルで,夕食から大浴場で交流を深めながら,研究の議論で大いに盛り上がりました。井上研からの発表タイトルは以下のとおりです。
石田廉,井上正樹,宮岡佑弥,最大回避入力のオンライン推定に基づくドライバーの衝突回避支援
宮岡佑弥,制御バリア関数を用いた大規模言語モデルの"安全化制御"
福田一允,井上正樹,相互に影響し合うギグワーカ集団に対するワークマネジメントシステム設計
合宿は井上が主査を務める「人の理解/誘導で強化される制御システム調査研究会」において,メンバー(教員)同士&メンバーの研究室同士での交流を狙いとして開催したものです。井上研メンバーと副査の和佐先生(早稲田大学)や幹事の阿久津先生(富山県立大学)を中心に運営をおこないました。はじめて開催された合宿ですが,10研究室30名程度の参加者でした。
連合講演会2日目、会場を後にし播州赤穂駅まで向かいます。播州赤穂駅からはチャーターしたバスに乗ってCPHS合宿の会場、いこいの宿 赤穂ハイツに到着です。私はちょうど日の入りの30分くらい前に到着しました。真っ赤に煌めく瀬戸内海が、ぽつぽつと浮かぶ島々を染め込んでいます。太平洋のそれとは違い、波が「止まって」いる・・・白波の立たない、とても穏やかな海。まるで夢のように、時間が静かに流れていきます。
CPHS合宿1日目。主に連合講演会の参加者が直接こちらに参加することを想定していたため、全員が集合したのは日が暮れた後でした。ここから初対面同士の晩餐会が始まります。九州から関東までと皆さんの出身はバラバラで、地方大学特有の苦労話など、こうやって集まらないと聞けない話にたくさん触れることができました。我々の共通点は「Cyber Phisical Human Systems」に関連する研究をしている。ただそれだけで、初対面とは思えないほどすぐに打ち解けることができ、私も食後の余興に参加させてもらいました。
CPHS合宿2日目。「Cyber Phisical Human Systems」という大まかな枠組みのもと、各々が違う分野と連携しながら研究に取り組んでいました。例えばエネルギーマネジメントや空調管理、ロボット、マルチモーダルモデル等々。中には連合講演会でも発表されていた研究もあり、詳しく聞くこともできました。私は、自分の研究内容に関するポスター発表を行いました。私の研究内容は相当に素っ頓狂なものですが、関連分野を研究している方々と意見交換などを行えて有意義な時間となりました。いつも学会でお見かけはするものの話す機会が無かった先生たちとも議論することができました。
名残惜しくも、昼間に解散となりました。密度の濃い2日間でした。またの主催を心より期待申し上げます。
宮岡