イマヌエル・カントの実践哲学、主に法哲学に関心をもっています。
これまで、カント哲学体系の内部で法哲学と理論哲学や倫理学とがどのようなつながりをもっているのか、そのつながりがカントの法理解にどのような影響を与えたか、そしてその法理解の現代的意義を研究してきました。
それ以外では、カント倫理学、ロールズやハーバーマス等、カントに影響を受けた現代政治哲学者たちの思想にも関心をもっています。
『カントを学ぶ人のために』(共著、世界思想社、2012)
『入門・倫理学の歴史――24人の思想家』(共著、梓出版社、2016)
『グローバル化時代の人権のために――哲学的考察』(共著、上智大学出版、2017)
『新・カント読本』(共著、法政大学出版局、2018)
『カント 自律と法――理性批判から形而上学へ』(晃洋書房、2019)
『カントと人権』(監訳共担、法政大学出版会、2022)
現代の倫理観を原点から問い直す:[慶應義塾大学文学部] (keio.ac.jp)
大学の役割と哲学|Researcher's Eye|三田評論ONLINE (keio.ac.jp)
塾_320号_秋 (keio.ac.jp)