卒業生ファイル
KANAGAWA GAKUEN
卒業生ファイル 第9回 山田夕凪さん
「卒業生ファイル」第9回で紹介するのは2014年3月に本校を卒業した山田夕凪さんです。在校時代に参加した数々の旅やフィールドワークでの「出会い」の魅力に心動かされ、富士国際旅行社に入社して、「平和」「環境」「人権」という3つの柱を大切に旅の企画・実施に携わってきました。国内フィールドワークで訪れる沖縄方面や四万十川方面はまさにこの柱を大切にした旅となっています。旅のプロフェッショナルである山田さんは、「自分の「当たり前」を基準とするのではなく、「違い」にこそ面白さを見出し、多様化を楽しむことが旅のコツであり、これは精神的な豊かさにも通じる」と語ります。このような考えに至るまでには神奈川学園での文化祭での取り組みや海外研修、国内フィールドワークでの学びがありました。直接「社会」や「世界」と出会ってこそ得られる刺激が複眼的な視点の獲得に繋がり、現在の山田さんを支えていることがファイルの言葉から伝わってきます。旅行者と現地を「持続可能な旅」で繋ぐ山田さんの生き方に大きな刺激をもらえるファイルです。どうぞじっくりとお読みください。
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卒業生ファイル 第8回 福岡真菜さん
第8回「卒業生ファイル」は、2016年3月卒業の福岡真菜さんです。神奈川学園での2回の海外研修をきっかけに生まれた世界への興味関心を進路選択、職業選択にも反映して現在に至ります。ユニリーバ・ジャパンでは「より良い未来を創るため」という企業理念に賛同し、ヘアケア商品を通して環境負荷削減や格差是正を実現しようと努力を重ねました。そして現在はエミレーツ航空で「世界の多様性」を日々感じながらドバイに居を移して仕事に取り組んでいる方です。
福岡さん自身が日頃大切にしている考え方は「パーパスを持って生きること」。自分の人生や日常を通して成し遂げたいことは何か日々考えつつ、他者の「パーパス」も柔軟に受け入れながら自らを磨き続けています。世界への眼差し、多様な価値観の受容、学び続けることの楽しさが培われたのが神奈川学園での様々な出会いだと語る福岡さん。その生き方は、在校生のみなさんへのあたたかなエールとなって心に響きます。第8回卒業生ファイルを是非お読みください。
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卒業生ファイル 第7回 庄子愛弓さん
第7回「卒業生ファイル」で紹介するのは、2015年3月卒業の庄子愛弓さんです。現在「世界との窓口」である税関で、日本社会の安心・安全を守りながら、円滑な貿易と公正な国際取引を担う使命に誇りを持って働いている方です。高校生時代の海外研修や大学留学時に訪れたタイでの体験から「日本という国で誰もが幸せを感じられるようにしたい」と強く願うようになりました。税関で様々な業務に就いている庄子さんは、知的な楽しみを仕事に見出すことで文化祭との繋がりを感じたり、「逃げない強さ」を育んだ神奈川学園での部活動が自分の原点と語ります。「相手を思って語る言葉の大切さ」という在校生へのメッセージも庄子さんご自身の体験に基づくものです。エネルギーに溢れ、どんな人の存在もあたたかく受け止めながら向上心を持ち続ける庄子さんの生き方は、読む人すべてを励ましてくれます。是非お読みください。
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卒業生ファイル 第6回 田中(速見)友里さん
第6回「卒業生ファイル」では、2009年3月卒業の田中友里さんを紹介します。現在スターバックスコーヒージャパンで、サービス全体の向上を目指しながら、「よりよい社会を創り上げる」ためにベストを尽くす毎日を送っています。そんな田中さんが「社会との繋がり」を意識し、「自然との共生、地域社会への貢献、地球規模で考える」意味に気づいたのが、神奈川学園在学中の取り組みでした。音楽会で仲間と奏でたハーモニー、文化祭で広がった視野、国内フィールドワークから拓いた進路など、振り返った時に、自分の礎がこの学校にあると再確認できたと田中さんは語ります。様々に迷い、悩む時期にいる在校生のみなさんへのあたたかなメッセージもあわせて、是非お読みください。
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卒業生ファイル 第5回 一瀬早百合さん
「卒業生ファイル」第5回は、一瀬早百合さんです。 一瀬早百合さんは、現在東京町田市の和光大学で副学長を務め、精神保健福祉士として子育て支援の活動に尽力されています。障害の有無にかかわらずあらゆる子どもが安心して暮らすことを目指して具体的な支援を継続している背景には、神奈川学園の「人間教育」があると語ってくださいました。中学3年次のグループワークの際、担任の先生からのアドバイスを今も大切に心に留めて、子どもと家族、そして現代社会の問題に向き合っているお姿と、一瀬さんが目指す社会のあり方を是非お読みください。
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卒業生ファイル 第4回 吉田 礼さん
第4回「卒業生ファイル」は、2014年3月に神奈川学園を卒業した吉田礼(あや)さんを紹介します。
吉田さんは現在時事通信社で記者として報道に携わっています。報道カメラマンや記者として社会で起きている出来事を取材し、発信する仕事にやりがいを感じて今に至ります。ジャーナリストを志す原点となったのは沖縄フィールドワークであり、世界への関心はオーストラリア研修、大学時代の留学経験で培われました。行動力に溢れる吉田さんの「後悔のない選択」を支える「自分軸」がどのようにできあがったのかが伝わるファイルです。どうぞご覧ください。
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卒業生ファイル 第3回 齊藤あずささん
「卒業生ファイル」第3回は、本校で教鞭をとっている齊藤あずささんです。個性豊かな友人たちに囲まれて、多感な思春期を神奈川学園で過ごすことで「違いや個性を大切にしながら次代を担う生徒たちと関わりたい、「学び」の魅力を伝えたい」と強く願うようになりました。神奈川学園入学前の期待感、中高時代の思い出、社会科の教員を志すきっかけ、現在教員として大事にしていることを丁寧に思い出してくださいました。先日NHK・ETV特集で取り上げられた元第五福竜丸乗組員・大石又七さんとの出会いも含めて、様々な気づきが現在の齊藤あずささんを支えています。ご一読ください。
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卒業生ファイル 第2回 野口真里さん
今年度から始まった「卒業生ファイル」第2回は、ガラス造形作家の野口真里さんです。記念ホールや事務室前にある美しいグラスアート作品の作者であり、横浜を拠点として、ガラスの特性を最大限に生かした造形美を創作し続けていらっしゃる方です。在校生に直接話しかけてくださるように、ご自身の半生を振り返る原稿と作品の写真を寄せてくださいました。是非じっくり読んでください。
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卒業生ファイル 第1回 五大路子さん
神奈川学園ホームページリニューアルに際し、新コーナーをスタートします。
本校は今年で創立107年を迎えます。1914年創立時に「女子に自ら判断する力を与ふること」「女子に生活の力量を与ふること」を理念としてその歩みを始めた神奈川学園は、社会で活躍する卒業生を数多く輩出してきました。このコーナーでは、在校生、および受験生のみなさんに、本校の卒業生が社会の中でどのような活躍をしているかを紹介します。現在のお仕事、活動に加え、在校中の思い出や在校生へのメッセージも掲載いたします。更新は不定期ですが、多くの卒業生の参加を予定しています。
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