テンペラ画法-羊皮紙 クラス

世界で一番美しい本は『羊皮紙』を使っています。羊皮紙は紙ではなく『獣皮』です。

西洋絵画の源流でもあるテンペラ画法を使い、金箔や卵黄で練り合わた顔料で中世の作品を再現模写します。

金箔扱い練習の為ブローチ作りもします。

        講師:酒本 留美子

『聖書より』(羊皮紙)卵黄テンペラ   

         小田 泰夫

『受胎告知』(水彩制作中

           望月 利将

受講生の言葉

テンペラ画を描く        2期生 小田 泰夫

30年も前に旅先で訪れた美術館で魅せられたテンペラ画を自分で描く機会がLAで与えられました。画題は旧約聖書から選び処女作は「カシュガルの葡萄」、次作は「天地創造」。そして今は三作目の「ノアの方舟」の仕上げで、自分に擬した人間を方舟に乗せるべきか、外に残すかを迷っています。                                  

羊皮紙を受講して         4期生 望月 利將

昨年選択された方々の作品展示を観てとても素晴らしく感動したので、自分でも描いてみたいと今年選択しました。羊皮紙の歴史、顔料、描き方、金箔の貼り方、溶液の作り方などのご指導を受け、歴史の奥深さを感じました。私の絵は受胎告知で細密で描けるか不安になりながら、制作途中ですが、少しずつテンペラ画らしくなっているのに感動していま。 


『野いちご』(羊皮紙)

受講生 - M.K.作品

『青いリース』(羊皮紙)

受講生 - K. S.作品

『羽飾り』

ブローチ

受講生 - F.O.作品

『碧いロール』

ブローチ

受講性 - E.S.作品