ザンクトガレン大学 経済政治学研究科
School of Economics and Political Science, University of St. Gallen
School of Economics and Political Science, University of St. Gallen
私は将来実務者としてグローバルに働きたいと思っているため、
憧れの国際機関が多く存在するスイスへの留学を決めました。
大学での学びは大変有意義であったことはもちろん、日常生活にも成長の機会が溢れていました。学問や文化など多様な背景、価値観の垣根を超えて、たくさんの友人を作り、たくさんのクラスメイトとの議論を通じて学び、初対面の人とも兄弟のように共に生活したことは、私にとって非常に貴重な経験でした。これらの経験を通して、私自身が一橋国際・公共政策大学院で獲得した学問的・言語面での学びや成長を、今後グローバルに活躍する中でいかに生かしていくことができるか、気づきや学びを得たことは非常に有益だったと考えています。
ザンクトガレン大学は、経営やファイナンスなどビジネス関連の修士課程としてヨーロッパトップとも言われる、ビジネススクールに端を発する大学で、近年では、社会科学の実務者養成にも力を入れています。実践的かつ主体的な学びを後押しする校風から、ソーシャルイベント開催やバディシステム導入によって留学生受け入れを円滑化させる学生団体や、時には国際的なセミナーを運営するような学生主体の活動が盛んであったことは特筆すべきかと思います。私自身もこの学生団体のイベントに積極的に参加することにより、交友関係を広げることができました。
将来、実務家を目指すIPPの学生にとって、ザンクトガレン大学、また大学外での積極的なコミュニケーションや多方面での挑戦は、個人の成長を促す良い機会になることを確信しています。スイスは、世界中の人々を魅了する雄大で荘厳な自然に囲まれた素晴らしい国で、訪れるだけでも価値がありますので心からお勧めします。
留学前から何度も挫折し、数々の困難に突き当たった自分を支えてくださった家族、友人、先生方、IPP事務室の皆様、世界中に出来た素晴らしい友人のみんなに、この場を借りて感謝申し上げたいと思います。
国際社会で活躍する実務家となって、友人たちに再会できる日を楽しみにしています。