5年理科「ものの溶け方」

小学校理科における

探究的な学びの

授業デザイン

みんなの説~水と食塩水編~

「水と食塩水の見分け」というシンプルな教材、シンプルな問いで探究的な学びを目指します。

そのためには、「授業デザイン」が最重要と考えています。単元を通しての授業デザイン、本時では子どもたちが学びに向かう姿にご注目ください。


この授業のキーワードは

#探究 #自由進度 #コミュニケーション

#自己選択 #自己決定 #科学的 #振り返り


今回は、グループワークではなく、個人の活動としました。子どもが自己選択し、自己決定する。1人1人が試行錯誤し、1人1人に力をつける理科の授業を目指します。

(吉金)授業デザイン フレームワーク2版

授業デザイン

(指導案に代わるもの)

学習マップ

子どもたちに共有した学習マップです。単元の大枠を共有し説明ています。

ルーブリック

本単元のルーブリックです。はじめに共有し、単元の最後に大きな振り返りをします。これとは別に毎時間の振り返りも継続しています。

水と食塩水を見分ける方法アイデア集

水と食塩水の見分けるアイデアについて、事前に想定しているものを分類しました。

*まだまだありますが、大きく分類するとこのようになります。

本時の活動「みんなの説」

水と食塩水の見分けというシンプルな課題をいかに探究的な学びにするか。子どもにとって「目的ある問い」にするか。その工夫のひとつが課題提示の仕方です。

*某テレビ番組を参考に授業者作成

提示した説の例

「説」は「アイデア」という言葉で説明している。

学習計画シート

子どもたちが毎時間記入する、学習計画シート。コピーして修正しながら使っている子が多いです。

本時案

参観者の皆様、ぜひ子どもに「何をしているの?」とインタビューしてみてください。子どもたちは、アウトプットの機会を得ることで、より深い学びにつながります。