GSⅢ最先端科学・海外研究セミナー・HTⅡ文型探究活動講演会②
9月5日(火)6・7校時、3年生理型GSⅢ・文型HTⅡの授業が行われました。
前回に引き続き北見工業大学から講師の方をお迎えして2回目のセミナーが開催され、文型は体育館にて「異文化社会の現状と課題」の講演とインドネシアとホンジュラスからの留学生による自国の紹介を、理型は7つの教室に分かれて最先端科学と海外研究に関する講義を受けました。普段の授業とは異なるテーマについての現状や展望だけでなく、講師の方自身の様々なエピソードを聞くことができ、生徒たちは時には驚き、笑い、好奇心いっぱいに耳を傾けていました。講義の最後に、講師の方々からこれから新しい進路に向けて旅立つ3年生に向けて「広い視野と好奇心を持って挑戦すること」「相手に共感する・違いを受け入れる・楽しむ心のゆとりを持つこと」が大切であるなどのエールが送られました。セミナー後のアンケートでは講義で得た知見への驚きや興味の他に
・色々な分野を学ぶことで将来役に立つ知識があるかもしれないと気付くことができた
・これからの社会を生きていくうえで英語は重要だと痛感した
・その科目が苦手で進路も迷っているが、最後まで楽しく聞けていい経験だった
という感想も寄せられ、2回にわたるセミナーは一人一人の琴線に触れる意義深いものになりました。
<文型 講師紹介>
本間圭一先生(北見工業大学国際交流センター)
「異文化社会の現状と課題」
<理型 講師紹介 五十音順>
木場隆之先生(ナノ光物性工学・光学)
「情報通信の省電力化につながるナノフォトニクス材料」
坂上寛敏先生(エネルギー環境工学・触媒化学)
「温泉付随ガスの利活用に向けて−メタン直接改質反応による水素生成−」
澤田宙広先生(大域解析学)
「ポアンカレ予想の解決と、その後の流体方程式研究の発展」
霜鳥慈岳先生(有機化学・バイオ食品化学)
「香料の利用と応用」
竹腰達哉先生(天文学・宇宙物理)
「サブミリ波望遠鏡と超伝導検出器で探る宇宙」
升井洋志先生(素粒子・原子核物理、量子論)
「数理データサイエンスで探る宇宙と元素」
陽川憲先生(植物科学・植物生理学)
「植物が香りビーズをもつ?北見ハッカをまた世界へ!」