GSⅢ最先端科学・海外研究セミナー・HTⅡ文型探究活動講演会①
8月22日(火)6・7校時、3年生理型GSⅢ・文型HTⅡの授業が行われました。
理型は北見工業大学から7人の講師の方をお迎えして自身の研究を中心に最先端科学の現状や展望と海外での研究生活について講義を、文型は北海道立北方民族博物館から笹倉いる美氏をお招きして「博物館の周辺で」と題した講演をしていただきました。双方ともたくさんの写真や動画が紹介され、理型は実験の一端を体験することもでき、生徒たちは講師のお話に熱心に耳を傾けていました。セミナー後のアンケートでは次のような感想が寄せられました。
<理型>
・北見工大の学校祭で見た展示が面白くて興味をもったので、この講義でさらに理解が深まった。
・世界的な問題をあまり大きくない町で解決へ進められているのはすごいと思い嬉しかったので、応援しようと思った。
・研究者になりたいと考えているので有意義な時間だった。
・共通テストのためだけではなくコミュニケーションをとるためにも英語をしっかりと学んでいきたいと思った。
・先生のお話にあったように、これからも頭を柔軟に働かせて人との交流を大切にして学んでいこうと思う。
・偏差値にとらわれず、そこで行われている研究をよく調べたうえでの大学選びが重要だとわかった。
・(研究のきっかけを聞き)斬新なアイディアを考えられるようになるには、広い視野をもって、色々なことに挑戦しようとする気持ちが大切なんだと思った。
<文型>
・民族のために尽力した人たちのエピソードがあり、その裏話など興味深い内容が多かった。民族共生についての本はよく目にするので、様々な地域や民族についての論説を読んでみようと思った。
・全ての場所に歴史があるという言葉が印象的だった。
・博物館の役割や裏側、あまり知らなかった学芸員の仕事内容が分かって面白かった。
・もっといろいろな国の暮らしを知りたいと思った。
・書籍の内容の誤りや差別語を発見し、指摘し、そのようなものを減らす博物館の役割に気付き、新たな博物館の意味を見つけられた。
・後世にいろいろな展示物を残すことは多大なお金と努力が必要なのだと感じた。
・学芸員の調べ量・知識量には感動した。
次回は9月5日(火)、理型は最先端科学&海外研究セミナーの2回目、文型は国際交流・異文化理解・国際理解教育を学ぶ意義についての講演です。
<講師紹介>
大津直史先生(医療材料・金属材料表面工学)
「医療に貢献する材料工学-ナノテクインプラントで命を救う―」
川村みどり先生(材料工学・無機材料化学)
「原子を飛ばして作る薄膜材料」
坂上寛敏先生(エネルギー環境工学・触媒化学)
「温泉付随ガスの利活用に向けて−メタン直接改質反応による水素生成−」
霜鳥慈岳先生(有機化学・バイオ食品化学)
「香料の利用と応用」
原田建治先生(光情報処理工学)
「光の不思議」
升井洋志先生(情報科学・データサイエンス)
「世界と北見をデータでつなぐ」
陽川憲先生(植物科学・植物生理学)
「植物が香りビーズをもつ?北見ハッカをまた世界へ!」
笹倉いる美氏 北海道立北方民族博物館 学芸主幹
「博物館の周辺で」