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SSH科学研究作法学(実践編)「中央小学校科学探究 出前授業」
12月11日(木)3・4校時、1年生理数科が北見市立中央小学校を訪問し、5年生を対象とした科学の探究授業を行いました。この活動は「科学研究作法学」の一環として科学探究活動に関するアウトリーチを実践的に学ぶことを目的に、令和4年度から継続して行っています。
当日に向けて、生徒たちは一週間前に受講した特別講義を参考に、小学生が実験を楽しみながら理解を深められるよう、実験内容や説明の仕方、進行の工夫について話し合い、準備を進めてきました。また、SSH担当の教員からは「できたときはしっかり褒める」「笑顔を忘れない」「安全管理を徹底する」「ただ楽しいだけで終わるのではなく、小学生自身も考えてもらう授業をする」「手をかけすぎず、主体的な活動を促す」などの指導上の留意点も伝えられました。
授業は3つのグループに分かれて行いました。
① 傘袋ロケットチーム(体育館)
JAXA教材の傘袋ロケットを用い、空気の力や飛行の仕組みについて学ぶ。
② ぷよぷよボールチーム(理科室)
人工いくらを利用して、化学反応や物質の性質について学ぶ。
③ レオナルドの橋チーム(図工室)
道具を使わずに橋を組み立て、力のつり合いや構造の工夫について考察する。
初めはお互いに少し緊張した様子でしたが、授業が進むにつれて和やかな雰囲気となり、小学生たちは目を輝かせながら実験に取り組んでいました。「こうしたらうまくいくかも?」「どうしてこうなるのかな」「もっと遠くへ飛ばすにはどうしたらいい?」など活発に意見や疑問を出す姿も見られ、生徒たちはその様子を丁寧に見守りながら、適切な声かけやヒントを与えて、小学生の主体的な学びを引き出すようサポートしていました。
今回の出前授業は、他者に伝えることの難しさや楽しさを実感し、科学を社会とつなぐという視点を養う貴重な機会となりました。参加した小学生にとって、この体験が科学への興味や関心を広げるきっかけとなれば幸いです。