第11回HTⅡ研究活動
11月29日(金)5・6校時、2年生普通科の課題研究活動「北斗タイムⅡ(HTⅡ)」が行われました。調査・実験は今回を含めて残り2回となり、活動開始から集中して作業が行われていました。この日も北見NPOサポートセンターの谷井貞夫理事長と本校を卒業した大学生がTA(Teaching Assistant)として活動教室をまわり、生徒たちへ助言を行いました。文系の多くのグループがスライドの作成を開始していますが、情報系とアンケート調査を行ったグループでは並行して作業が続いていました。情報系のグループはプログラミングに関する資料をTAから譲り受け、「言語について理解が深まった」と課題研究ノートに感謝を綴っていました。アンケートを行った複数のグループで回答数が少ないことから回答への協力を呼びかけたり、考察を深めるために回答者への聞き取りを検討していました。また、結果をまとめたものの個人の感想が多く、客観的な視点での結果が得られていないと感じ、対策を話し合っているグループもありました。理系では実験が進んでいるグループもある一方、コーディネーターやTAが相談にのりながら実験装置を作成したり実験方法を検討しているグループもあり、どちらも次回の実験終了に向けて粘り強く作業が続いていました。
活動後に提出する課題研究ノートには感想や反省のほか、次回の活動に向けた意気込みも感じられました。その一部を紹介します。
・良いペースで進んでいる。冬休み明けまでには完成できそうだ。
・1年生の時のポスター作成の経験が生きていると感じた。
・図の修正が難しい。
・最後に自分たちから提案できる形にしたい。(地域研究のグループ)
・参考資料の出典を記録していなかったものを調べるのが大変だった。
・実験の条件が揃えられていなかった。次回の実験でデータを取り直す。
・誤差を減らすための具体的な対策(理系の複数のグループ)
次回は12月13日(金)、調査・実験を終了させ、スライドとポスターの作成を行います。
谷井理事長の聞き取り
分担して作業を行っていた。
装置の作成が続く。
熱気球が完成し、実験開始。