第20回GSⅡ研究活動 これからも学び続けます
1年生から始まったGSⅡの活動が、2月26日(火)でひとつの区切りを迎えました。2年間にわたる研究活動を終えたのです。
各分野から、この1年間を振り返っての感想を集めました。
・化学22班
GSⅠで難しかったより高度な実験や専門的な研究ができて、とても充実した1年でした。
・生物34班
研究テーマを決め、考察をし、実験に取り組むという一連の流れを、自分たちでやり遂げたことで大きな自信がつきました。そうすることで、テーマに対する関心がより深まりました。
・地学1班
GSⅡは、自分たちの好きなテーマを設定できたので、GSⅠに比べて興味関心を持続させながら研究に取り組むことができました。
・物理13班
昨年に比べ実験器具が整ったおかげで、研究に没頭できる環境になったと感じています。またGSⅡを通じて、実験手法を本格的に学ぶこともできました。
・数学班
私たちが考察した「結合コマを用いたスライドパネルの完成条件」というテーマは、数学の中でもごく狭い分野ですが、だからこそ、数学の奥深さや面白さを味わうことができました。
・情報61班
独居高齢者に対する安否確認システムについて考察していました。今は高校生が考えられる段階にとどまっていますが、私たちの取り組みが、高齢社会に少しでも寄与できればと思っています。
1年生の暗中模索の時を乗り越え、手がかりをつかみ踏み出した2年生。そして、3年生進級を目前に控え、研究はより深化しました。
この1年間、思い通りにならないことが続出し、否応なく自分たちの力不足を思い知らされることもありました。しかし、仲間とそれを乗り越えるための方策を練る度に、少しずつ力量が増していくのを実感できたものです。
SSH1期生の彼らに、来年度も期待します。