第10回GSⅡ研究活動 専門家のお世話になりました
9月20日のGSⅡは、校内と並行して校外でも活動が行われました。北網圏文化センターでは、「銀河の衝突について」研究している班が、学芸員の方から説明と助言を受けました。
「終末医療」の調査をしている班は、日赤看護大学の図書館で専門書による文献調査を、「北見市の周産期医療の現状」の調査をしている班は、北見地区消防組合消防本部に行き、署員の方から説明と助言を受けました。
この他、北見工業大学には2つの班が訪ねました。
「タンパク質・ビタミンなどを摂取するとおこる反応」を研究している班は、霜鳥慈岳先生の研究室を訪れ、紅茶からカフェインを抽出・単離する実験を行いました。全行程を終えるのに4時間ほどかかりましたが、ティーバックと茶葉の両方からカフェインを抽出できました。
同じく北見工大・亀田貴雄先生の研究室を訪問した班は、「異常気象~フェーン現象」についての研究に対して、多くの説明や助言をいただきました。特に、フェーン現象を予報できるようになるためのデータの集め方や考察の仕方、実際に予報した場合の信頼性の確認の方法などを教えていただきました。
学校に残った班も精力的に活動していました。調査対象の病院に電話をかけ調査を依頼したり、実際に購入した機器を使用して本格的なデータ収集に取り組んだりしました。