【卒業制作】
テンセグリティ構造を用いたベッドの制作
【卒業制作】
テンセグリティ構造を用いたベッドの制作
大森芽依
*主査・宮腰直幸/副査・高屋喜久子
テンセグリティ構造を用いてベッドを制作する。テンセグリティ構造とは、糸の引っ張る力でバランスを保つ構造で、浮遊感のある見た目をしている。
テンセグリティ構造は建築物やオブジェによく用いられるが、椅子やテーブルが多く、ベッドに使用されている例は皆無である。ベッドを制作して新しいテンセグリティ構造の家具の可能性を提示する。浮遊感のある家具という非日常的なものを提案することで、テンセグリティ構造や異質な家具に興味のある人達に対して浮遊感のある体験を提供する。
【卒業制作】
飾れるステッカーブランドの提案
久保田琴音
*主査・宮腰直幸/副査・高橋史朗
近年、様々なアーティストやインフルエンサーのグッズの1つとして定番になりつつあり、手にする機会も増えてきているステッカーだが、お気に入りの物は勿体なくて貼ることができず保管状態にあるという声もある。現在、ステッカーは貼ることを主要な目的として制作・販売されており、それ以外の使用方法を提案しているブランドはあまりない。しかし、前述のようにステッカーの活用方法として貼らずに携帯ケー スや壁に装飾している人もいる。そこに着目し飾れるステッカーとの出会いを提供する新たなブランドを企画する。このブランドでは、「任意の場所に貼り付ける」というステッカーの使用方法とともに、「飾り、目で見て楽しむ」といった新しい価値を顧客に提案していく。顧客の認知を念頭に、ブランドの要素や宣伝方法などトータルコーディネートしたデザインを計画する。
【卒業制作】
地方都市における廃線跡地の有効活用
青年育成のスケートボードパーク
高橋慶滉
*主査・宮腰直幸/副査・高屋喜久子
いくつかの地方都市にはかつて輸送に用いられた線路がある。産業の衰退に伴いその中には廃線の跡地となって残されているものがある。八戸市においても市街地中心部から港方面に高架の線路が残されている。その長さはおよそ600mあり、未利用地となっている。
そこで本制作では、この使用されていない空間を活用し、スケートボードなどの都市型スポーツのための空間を提案する。スケートボードは今年のオリンピックで正式種目として採用された。競技人口も増え、同時に練習場の不足が問題化している。スケートボードは街中の空間で乗られていたこともあり、都市部の公園などで規則を守らず行う例が多々見られる。こうしたことが他の住民とのトラブルを引き起こし、競技環境を悪化させている。
これらの問題を解決する為に競技用コースの整備、プレーヤーへの教育、用具の管理などを行う施設を計画し、廃線を有効活用することを提案する。
【卒業制作】
絶滅生物の立体化 ~身近なものとのサイズ比較~
馬場文也
*主査・宮腰直幸/副査・石毛清八
大型の生物や絶滅した生物の大きさは、資料などに書かれている。しかし資料の数字では、感覚的に大きさの違いを感じにくい。また縮小した形で立体化されたものは縮尺が統一されていないことが多く、その大きさを把握しやすいとは言い難い。そこで本制作は大型の絶滅した生物の大きさを感じるために身近なものを同じ縮尺で立体化し、視覚的に大きさを理解することを目的とする。比較対象として八戸にあるものを用い、感覚的に理解しやすくすることを考慮する。
【卒業制作】
公園の照明計画〜夜でも安⼼して過ごせる公園へ〜
宮沢晃永
*主査・宮腰直幸/副査・高屋喜久子
十和田市にはたくさん公園がある。十和田市の公園は、作られてから30年ほど経っているものが多く、劣化した照明や遊具が多く見られる。本制作は十和田市内にある若葉公園を対象とする。若葉公園は、照明の数が少なく、個々の照明の明るさが暗すぎるため、住宅街に隣接しているにもかかわらず日が落ちると通行に不安を感じる。これを改善するために公園全体の照明計画を行い、照明器具を提案する。
【卒業制作】
アイドルの活動に関心を持ってもらうためのカードゲームの制作
村上駿平
*主査・宮腰直幸/副査・高屋喜久子
乃木坂46をはじめとする様々な女性アイドルグループが活躍している。グループではドラマやCMで活躍している一部のメンバーにのみ注目が集まるが、その他にも多くの場面で活動しているメンバーがいる。この制作ではアイドルに関心のない層をターゲットに、女性アイドルグループの個々のメンバーがどのような活動をしているのか、カードゲームを通じて知ってもらうことを目的とする。ゲームの内容は与えられたテーマについてプレイヤーが順番に質問し、そこからどんな活動をしているのか推測する。最後カードのテーマを見たときに「こんな活動があるのか」と新たな発見や学びを得ることで、アイドルの活動を学ぶ。