【卒業制作】
三島サイダーのラベルデザイン 〜透明水彩を生かして〜
大堀 瑞歩 OBORI Mizuho
主査・髙屋喜久子/副査・宇野あずさ
瓶のサイダーのラベルデザインの傾向を調べ、他にはないような魅力的で目を惹くラベルのサイダーを製作する。ラベルにデザインするイラストには、 透明水彩を使用することで、デジタルイラストには出せないような透明感や水彩の滲みを活かす。また、モチーフをたくさん配置し華やかなデザインにすることで、サイダーを飲んだ後もインテリアになるようなラベルを考案す る。ラベルは 1種類ではなく、フレーバーごとに複数展開できるように、シリーズ化する。
【卒業制作】
地域密着型クリニックのリブランディング
高橋 咲耶 TAKAHASHI Saya
主査・髙屋喜久子/副査・安部信行
「きよかわ内科胃・大腸クリニック」のロゴマーク、ウェブサイトの制作を通し、ブランディングの再構築を行った。 きよかわ内科胃・大腸クリニックは青森県八戸市で内視鏡検査を専門的に行っているクリニックである。近年は新型コロナウイルス感染症流行に伴い、かかりつけ医の存在が重要になってきた。そこで八戸市内の150 近い診療所の中から“信頼され選ばれるクリニック”になるために、ブランディングし直す必要があると考える。そこで以下の二つを目的とする。
1. 近隣の住民にかかりつけ医としての認知度拡大
2. 患者さんにより長く通ってもらう
目的達成の手段としてロゴマーク(看板、封筒、診察券)とウェブサイトを制作した。 クリニックのコンセプトを“3 つの「わ」”と定め、これを軸とする。ロゴマークは主なターゲットとなる年齢層を考え、文字を太くし曲線を用いて親近感と安心感を与えるようにした。ウェブサイトは写真と診療内容を詳しく記載し、患者さんの心理的ハードルを下げるようにした。 信頼を得るには患者さんが見える情報を少しでも多くすることが必要である。そのためにロゴマークとウェブサイトを作るに至った。
【卒業制作】
八戸の魅力を伝えるコンテンツ制作
野田 明日香 NODA Asuka
主査・髙屋喜久子/副査・石毛清八
八戸の魅力を紙芝居を通して伝え、八戸に関心を持ってもらい、コ ロナ禍で祭りやイベントなどできなかったことを、楽しんでもらうことを目的とした紙芝居制作。八戸を舞台とした内容にし、地元愛を深めるものの一つになることが最終目標。八戸に関心を持ってもらいたいと思った理由は、若者が県外へ行き、人口が減少している問題があったからだ。原因の一つに八戸の魅力が若者にあまり伝わっていないと予想した。そこで、5歳〜8歳をターゲットにし、八戸に関心を持ってもらう機会を作り、大人になって県外へ出てしまったとしても戻りたいと思ってもらうきっかけを作るコンテンツを制作しようと考えた。