校長室から
大河原町立大河原小学校
子供が輝く、地域と連携した学校
校長室から
大河原町立大河原小学校
子供が輝く、地域と連携した学校
9月1日 充実した1学期後半の学校生活に向けて
夏休みが終わり、学校に子供たちの明るい笑顔と元気な歓声が戻ってきました。夏休み期間中、保護者の方々や地域の皆様が、子供たちの生活を見守ってくださったおかげで、大きな事故やけがの報告はありませんでした。本当にありがとうございました。今年の夏は酷暑となり、今後も暑い日が続くことが予想されますので、熱中症対策等、健康管理 には十分気を付けながら、1学期後半も日々の教育活動を大切にし、子供たちにとって実り多き学 校生活となるように努めてまいります。一方、長期休み明けで、学校の生活リズムに戻りづらかったり心身の調子を崩してしまったりし やすい時期でもあります。保護者の皆様には、就寝時刻を早める、朝ご飯をしっかり食べさせる、メディアに触れる時間を守らせるなどの体調管理を引き続きお願いするとともに、お子様を御家庭 から明るく送り出していただきたいと思います。私たち教職員も子供たちの生活習慣等の変化に気 付き、保護者の皆様との協力体制を強めながら、子供たちが元気に学校生活を送っていけるよう取 り組んでいきます。
第11回みやぎ小・中学生いじめ防止動画コンクールにおいて本校の計画委員会の児童が動画を作成したところ、「奨励賞」を受賞いたしました。作成したCM は、子供たちが中心になって校内でいじめ防止活動に役立てるようにしていきます。
校長 髙橋 秀夫
7月18日 心身ともによりよく成長できる夏休みに
いよいよ子供たちにとって待ちに待っていた夏休みが始まります。夏休みは今までの学習や生活を見詰め直し、気持ちや志を新たに準備する絶好のチャンスでもあります。保護者や御家庭の皆様には、4月以来、お子様の健やかな成長を支え、本校の教育活動にも多大なる御理解と御協力をいただいたことに改めて感謝申し上げます。御家庭でもこの長期間の休みにお子様が気持ち新たに目標を設定し、学校生活に意欲を持っていけるよう励ましていただけますと幸いです。
さて、皆様も御存じのように大リーグで大活躍の大谷翔平選手は高校時代に目標達成シートというものを作成して、その中心に「ドラフト1位、8球団から指名される」という明確な目標を設定し、そのための努力すべきことを書き加えて、日々練習や生活を見詰め直し努力を積み重ね、夢を実現させてきたそうです。彼が特別な選手であることは間違いないのですが、目標に向かって毎日毎日こつこつと努力を続けることの大切さは私たちにも大いに参考になるところだと感じています。子供たちの夏休みの過ごし方も期間は約1か月ではありますが、同様ではないかと感じています。得意な学習を伸ばす、苦手なところを少しでも克服する、家の手伝いを決めてやり抜く、朝起きる時刻を決めて規則正しい生活を続ける等、自分で続けられるものを見付け、この夏休み中に続けていくことができれば、必ず得られるものがあるはずです。そして継続してきたことは、夏休み後も続けられると、更に自分を高めることにつながるものと思います。ぜひ、そのような夏休みにしてほしいと願っています。
子供たちが楽しみにしている夏休みですが、この時期、全国各地で子供たちに関わる海や川の事故、交通事故、不審者遭遇といった事案が起こりがちです。暑い日が続きますので、熱中症予防や健康管理など体調にも十分気を付けなければなりません。そこで、夏休み前全校集会では、「自分の命は自分で守り、夏休み明け全員が元気で学校に戻ってくることをお願いとして子供たちに伝えました。気持ちが開放的になり、油断が生じて事故につながってしまうこともあり得ますので、子供たちが引き続き、健康と安全に気を付けて楽しい夏休みを過ごせるよう、御家庭でのお声掛けと見守りをお願いできればと思います。
約1か月の夏休みでの経験が、子供たち一人一人にとって休み明けの学校生活を更に充実させるきっかけや原動力となることを願っております。
校長 髙橋 秀夫
7月1日 防犯教室から考える児童の安全・安心な環境について
6月3日(火)に大河原警察署の方をお招きして低学年(1・2年生)を対象にした防犯教室を行いました。警察署の方からは「いかのおすし一人前」のキーワードを中心に防犯の意識を高めるお話をしていただきました。
最近、ただ歩いていただけなのに危険な目に遭ったというニュースを目にします。子供の安全を守るために学校でも何度も話をしますが、御家庭でも安全についてお話をしていただきたいと思います。
一方、学校生活でも「安全・安心」は一番大事にしていることです。学校は安全・安心な環境の上で成り立ちます。児童はまだまだ成長過程にあります。その過程で時には暴言を口にしたり、暴力を振るったりと間違った行動をすることがあります。「行為は叱り、気持ちは受容する」という言葉がありますが、間違った行動をしてしまったことについてはしっかり指導していきます。そして、児童がそのような行動を取った理由や気持ちをしっかり聞き寄り添いながら対応に努めてまいります。時に叱られると自分のことが嫌いだから先生は叱るんだと思う児童がいますが、そうではなくて、児童のことを大事に思うからこそ叱るということを教えていきたいと思います。児童が「安心して叱られる」環境を大事にしていきたいと思います。御家庭でも学校で叱られたとお子さんから聞いたときは、ぜひ、成長過程のお子さんが多くの大人の庇護のもと成長を重ねているイメージを持ちながらお子さんからお話を聞いていただければと思います。
校長 髙橋 秀夫
6月1日 全員でチャレンジ、あきらめないで全力でやり遂げた運動会
雨天のため1日順延となりましたが、翌日5月18日には好天の下で、運動会を開催することができました。当日は高温のため児童の健康面を考慮しながらの運営となりましたが、保護者の皆様の御理解と御協力をいただきましたおかげで、児童は何とか最後までやり遂げることができました。
6年生にとっては小学校最後の運動会。開会式前にすばらしい鼓笛演奏でオープニングを飾り、全校児童の運動会への意欲とやる気を一層高めてくれ、感動しました。
初めて参加した1年生は、競技だけでなく整列などにも最後まで頑張って参加することができ、上級生の演技にも精一杯声援を送っていました。玉入れもとてもかわいらしい演技でした。2年生の元気いっぱい笑顔で踊っていたダンスは観客をも楽しい気持ちにさせてくれました。3年生の4人組でのぐるぐるタイフーンはめまぐるしく順位が入れ替わり、最後までハラハラドキドキでした。4年生の大小ソーランは腰の低い姿勢での演技がかっこよく、一糸乱れぬ表現が見事でした。5年生の大河原音頭はタイトルどおり笑顔満開で、保護者や地域も巻き込んで心一つになった演技で、すばらしかったです。6年生の騎馬戦は、騎馬一体一体の帽子や兜の取り合いに緊迫感が漂い、迫力満点の勝負でした。何よりも勝敗を超えて、6年生全員がこの運動会を絶対成功させるためにこの種目に掛けてきた熱い思いを感じることができました。
また、5・6年生の係の児童は、自ら考え行動する場面が多くあり、運動会をしっかりと支えてくれた働きぶりはさすがでした。運動会を通して、児童全員が大きく成長することができた1日となったことを大変うれしく感じています。運動会という大きな行事を終え、子供たちには学習面や生活面にしっかりと目標を持たせ、一つ一つの活動に意欲を持って取り組んでいけるよう今後も励ましていきたいと思います。
最後に、PTA役員や地区委員、保護者の皆様には、朝早くから準備、演技中の係の仕事、閉会後の後片付けに多大な御協力を賜りましたことに厚くお礼申し上げます。引き続き、大河原小学校の教育活動への御支援と御協力をお願い申し上げます。
校長 髙橋 秀夫
5月1日「ぽかぽかことば」があふれる大河原小学校に
始業式では、校長先生との約束として「いつでも・どこでも・誰にでも 立ち止まって挨拶する」ことと、「人の心や体を傷付けることはしない」ことを、児童に話しました。 4月23日の全校集会では、特に二つ目の「人の心や体を傷付けることはしない」について、具体的な例を挙げながら話をしました。一部御紹介します。 まず「いじめ、悪口、いじわる、嫌がらせ、仲間はずれ」について触れ、絶対にしてはいけないこととして児童に確認しました。さらに、言葉には「ちくちくことば」と「ぽかぽかことば」があり、人を傷付ける「ちくちくことば」ではなく、「ありがとう」「大丈夫だよ」「頑張っているね」などの人の心を温かくする「ぽかぽかことば」でいっぱいになる大河原小学校にしよう、と呼び掛けました。 これから全校児童が、「自分が言われて嫌なことは言わない」「自分がされて嫌なことはしない」人として学級生活を送り、学校全体が優しさであふれる雰囲気をつくっていけるよう、教職員全員で見守っていきます。
校長 髙橋 秀夫
4月9日 令和7年度も「笑顔いっぱい」「勉強いっぱい」「元気いっぱい」の花を咲かせよう!
子供たちの学校生活のスタートを待っていてくれたかのように、白石川沿いや校庭の桜がきれいに咲き始めています。昨日の第1学期始まりの日、新しい仲間や先生方との出会いに胸を膨らませて登校した子供たち。どの教室でも、進級した喜びとともに新しい学年へのやる気に満ちあふれ、笑顔が輝いていました。
さて、令和7年度の大河原小学校の児童数は、本日1年生125名が入学して793名でスタートします。本校では、今年度も学校経営方針である「桜花児童プラン」に基づき、教育活動を推進してまいります。目指す児童像「笑顔いっぱい」「勉強いっぱい」「元気いっぱい」の姿を常に念頭に置いて、教職員一同、力を合わせて取り組んでいく所存です。「桜花児童プラン」につきましては、18日(金)のPTA総会資料でお示しいたします。
学校行事や縦割り活動などの交流活動、学年・学級での人間関係づくり等を通して、子供たちがたくましく健やかに、そして思いやりのある子供に成長できるよう努めてまいります。また、地域の皆様とともに子供たちを育てることをより重視し、コミュニティー・スクールの取組を充実させ、地域の皆様、保護者の皆様そして教職員が連携し、目指す学校像である「子供が輝く、地域と連携した学校」を創り上げていきたいと考えております。
子供たちのよりよい成長のため、大河原小教職員の力を結集して全力で支援してまいりますので、今年度も保護者の皆様の御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。
校長 髙橋 秀夫