論文とは、経営学の理論に関わる専門家、すなわち経営学の研究者の方法を学んだ人々です。
大学教員の大多数は大学院で学んだ経験を持つ、専門家です。また、実務家であっても、自らの実務経験を理論的に理解し、論文として執筆すべく大学院で学んだ人がいます。
論文はしばしば高度で理解が難しいかもしれません。しかし、理論に基づいて現実の経営実践を理解・説明できた時の知的喜びは、経営学を学ぶ人にとって代え難い経験となるはずです。そのため、経営学部生の皆さんには、ぜひとも論文を読み抜く努力を重ねてほしいと思います。
ここでは、論文の調べ方を見ていきます。
論文はTGU Searchで検索するのが一番簡単です。
https://www.tohoku-gakuin.ac.jp/library/
手順は以下の通りです。図1も合わせてご確認ください。
TGU Searchでキーワードを入れて検索する。
画面左側にある「資料タイプ」のうち、(1)「雑誌論文」にチェックを入れます。そうすると、論文だけの検索結果が表示されます。
その後に、興味のある論文の(2) 「本文あり」のところをクリックしてください。「本文あり」が表示されていない論文の調べ方は後で説明します。
論文を閲覧できるWebページに飛びます。
図1 TGU Searchの検索結果から論文を絞り込む
近年では多くの論文が電子化されています。ですが、電子化されていない論文もあります。
このような論文は、TGU OPAC(蔵書検索)を使って図書館で探すことになります。
手順は以下の通りです。
TGU OPAC(蔵書検索)で雑誌名を検索
https://www.lib.tohoku-gakuin.ac.jp/opac/opac_search/?lang=0
検索結果の右側に「請求メモ」という項目があるので、クリックする。
「請求メモ」(図2)が表示されるので、メモあるいはスマホのカメラを撮る。
図書館の受付で、「請求メモ」を見せて場所を聞く。
図2 請求メモの例
論文は経営の「理論」に関連する情報源でした。
経営学は、理論と実践を切り離して考えることが難しい学問です。
したがって、レポートを作成するときには「実践」の情報収集も必須となるでしょう。
図書館で収集できる実践の情報として雑誌記事・新聞記事があります。これらの収集方法も押さえておきましょう。