大学では図書館こそが情報収集の一大拠点です。
今日の図書館は、ただ単にたくさんの古い本を並べてあるだけの建物ではなく、「デジタル図書館」と呼んでいいほどの大きな進歩を遂げています。
図書館についての基本的な説明は、図書館発行のLibrary Guideを参考にするといいでしょう。
ここでは、デジタル情報を探し出すツールであるTGU Searchの使い方や、図書館で収集できる情報のうち経営学部生に関わりの強いものを見ていきます。
出典:東北学院大学 図書館. 2021. Libarary Guide.
ここでは、図書館が整備している検索ツール「TGU Search」を簡単にご紹介します。詳細な使い方は図書館ホームページの説明動画を見てください(ココ)。
図1は図書館ホームページにある「まとめて検索(TGU Search)」です。TGU Searchは、図書館が整備している情報の大部分をまとめて検索できる便利なツールです。ここに気になるキーワードを入れれば、膨大な種類の情報に一発でアクセスできます。
図1 TGU Ssearchの検索ウィンドウ
TGU Searchの使い方について詳しくは、以下のWebページをご確認ください。
図書館で入手できる情報は、書籍、論文、雑誌記事・新聞記事の3種類です。これらの特徴は以下のとおりです。
【書籍】 学術書やビジネス書です。学術書は理論、ビジネス書は実践の情報が詰まっています。
【論文】 理論について知るためには学術的な論文の精読が必須です。論文の中には、企業の実例を取り上げたケーススタディの論文もあります。ですが、ケーススタディであっても、実践を紹介するというよりは、事例を理論的な見地から考察することを目的としているため、理論の情報収集に適している言うことができます。
【雑誌記事・新聞記事】 ビジネス雑誌や新聞の記事です。実践の情報を集めるのに適しています。日経新聞社の発行している雑誌は図書館からアクセスできます。また、経営学部生であれば、日経新聞は毎日読んでほしい重要な情報源です。経営実務の時系列的な変化を知るために必須の情報源です。
この学習ガイドを読み進めることで、上記3種類の情報の収集方法を身につけることができます。
それではまず、図書館にある本を探すことを考えてみましょう。図書館に所蔵の書籍を探すときは、TGU OPACという検索ツールを使うのが便利です。使い方は次のページで説明します。