食と健康を知る
食と健康を知る
食資源利用学研究室
食品の研究
魚介類をより美味しくより安全に利用し、さらにヒトの健康機能に役立てる
魚肉タンパク質の貯蔵と利用加工
食中毒細菌の制御
健康機能性成分の探索
◆ 水産物を食料資源として持続的に有効利用するために
水産物に含まれる各種の構成成分を食料資源として持続的に有効利用していくことが強く求められています。そのためには、それら構成成分の機能特性を良く理解するこが不可欠です。しかしながら、その理解は、海洋生物が多品種に及ぶこと、またそれらの構成成分に秘める機能特性が多様であることから、未だ満足できるものではありません。加えて、多様化の進む現代の食生活では、既に知られた事実が新たな活用に結び付く可能性もあります。以上の理解の下で、食品工学研究室では、水産物の食の安全・安心の向上を図りながら、その品質制御や加工技術の基盤となる研究および健康機能有用成分の利用に関する教育と研究を進めています(詳しくはこちら)。
キーワード:魚肉タンパク質、食中毒細菌、健康機能性成分、抗酸化作用、腸内調節作用
水産資源化学研究室
海の資源を有効活用
水産資源の有効活用・高品質化を目指した研究
抗炎症性物質を有する
エゾノネジモクとヒメメリべ
アオナマコ
養殖マサバの給餌試験
ソデイカ由来コラーゲンとその電気泳動像
海洋生物資源を食料、化粧品や医薬品など生活関連素材として有効に利用するため、それらに含まれる各種成分の構造や機能の解明およびその応用に関する教育・研究を行っています(詳しくはこちら)。
研究室の目標
生化学や食品化学の分野において、国際的に通用する基礎・応用研究を行う。
地域産魚介類に関連する研究を通じて、地域産業の発展に貢献する。
実験を通じて科学的・合理的な判断力と実践力をもつ人材を育成する。
キーワード:未利用資源、コラーゲン、ナマコ・クラゲ、魚肉の死後変化、養殖魚