環境植物学分野の研究室・実験室は、生物資源学部 生物資源学科 植物資源学領域(6階)にあります。
現在、3名の教員により運営されています。研究分野には、研究補助員2名、博士研究員1名、大学院博士課程の学生3名、修士課程の学生1名、卒業研究生7名、3年生7名からなる、合計24名のメンバーが在籍しています。
学生の皆さんは、1年生から3年生の前期までは「リサーチクレジット」という形式で研究室の活動に触れることができます。3年生の後期から正式に研究室メンバーとして分属されます。研究活動を通じて、植物と環境のかかわりに対する知見を深めることができる、和気あいあいとした活気ある研究分野です。
教授: 塩野 克宏
博士研究員: 田丸 翔太郎(学振・特別研究員PD)
研究補助員: 山田 淑葉
D2: 芝 日菜子(学振・特別研究員DC)
M1: 𠮷田 日向
B4: 木元 添麻
B4: 德尾 日向子
B3: 片山 晃汰
B3: 髙橋 隼斗
B3: 辰巳 華鈴
2002年に米国テキサス農工大学 博士課程を修了。 カリフォルニア大学リバーサイド校 研究員、バージニア工科大学 助教授として、22年間にわたり米国で研究活動に従事した後、2020年に福井県立大学へ赴任。専門は気候変動に適応した作物の開発であり、特に洪水耐性イネの開発で実績を挙げている。深尾教授が開発に携わったイネは、現在、アジアで7千万人以上の人々の食の安全保障を支えている。
これまで多数の論文を主要な科学雑誌や国際会議で発表しており、その成果はCNN、BBC、ロイター通信、ナショナルジオグラフィックなど、世界中の多くのメディアで取り上げられている。また、「世界で最も影響力のある科学者トップ2%」に2020年から2025年まで毎年選出されている。
International Society for Plant Low Oxygen Research (ISPLORE; 国際植物低酸素学会)ー国際委員(東アジア代表)
2007年、筑波大学大学院 博士課程修了。東京大学、ボン大学での博士研究員を経て、2011年に福井県立大学に赴任。在任中、2013-15年に西オーストラリア大学、2018年に南デンマーク大学にて訪問研究員として研究。2023年より、現職。研究は洪水・過湿環境に対する根の生理・形態機能について。唯一無二の酸素定量の技術を持ち、酸素の定量イメージングで世界を牽引している。
筑波大学地中海・北アフリカ研究センター客員共同研究員 (2011〜現在)。International Society for Plant Low Oxygen Research (ISPLORE)、International Society of Root Research (ISRR)、日本育種学会、根研究学会、日本作物学会、日本植物生理学会、日本沙漠学会各会員。専門は植物生理学と植物分子遺伝学。
日本作物学会、根研究学会。専門は作物生産科学と植物生理学。
研究テーマ: 野生イネの地表根誘導メカニズムの解明(塩野研)
根研究学会会員。専門は植物生理学。
研究テーマ: 酸素イメージング技術による畑作物の湿害発生機序の解明(塩野研)