VOICE #04
周りの人がコミュニケーションを取りやすいように、明るい雰囲気で仕事をするよう心がけています
法学部事務室 小池 ゆり
2000年入職
ー 現在所属されている部課室とこれまでに所属されていた部課室について教えてください
私は現在、法学部事務室に所属しています。経歴としては2000年に入職後、総合政策学部事務室に配属されました。その後、社会人を対象とした戦略経営研究科事務課(ビジネススクール)、先生方の研究費を扱う研究助成課、中長期事業計画を推進する総合戦略推進室を経て、現在に至ります。
ー 小池さんが担当されている業務について教えてください
私の担当業務は、入試、学生募集広報、研究教育支援、予決算業務などです。
法学部事務室には3つの業務のグループがあります。その中の一つである学務グループの副課長という役割で、グループ内の業務の取りまとめや、他グループとの業務調整を行なっています。
ー 小池さんにとって仕事をする上でのやりがいはなんですか?
学生に近い部署なので、夢に向かって努力している姿を見ると刺激になります。
中央大学に来てよかった、という声を聞くと、もっと広く中央大学の強みや魅力を伝え、多くの人に中央大学で勉強してほしいな、と思います。
特に、学生募集広報の仕事は志願者数や興味関心度など、定量的な効果が見えやすいので、そういった目標に向かって何ができるかを考えてチームで取り組むことが日々のやりがいに繋がっています。
ー チームで働く上で一番大事にしていることはありますか?
業務を円滑に進める土台として、周りの人がコミュニケーションを取りやすいように、明るい雰囲気で仕事をするよう心がけています。
学生や教員対応をはじめとして、人を相手にする職場なので、話しやすい雰囲気は大事だと思います。なぜなら、色々なアイデアや意見が出やすくなるし、相乗効果も生まれるからです。あとは、情報共有を怠らないように気を付けています。立場や経験年数に捉われず、お互いの意見を尊重しながら、風通しのよい職場の雰囲気が作れるといいな、と思います。
ー 様々な部署を経験する中で大変だったことを教えてください
縁があって、新しい教育組織の開設準備や、学部移転に関わる機会をいただきました。
先が見えない中で、期日だけは決まっていて、その中で様々な業務を同時に進行しなければならない。思うように進まないこともそれなりにあって「本当にこれでいいのか」と悶々としながら、不安がいつも頭の片隅にありました。悶々としすぎて、帰り道にダッシュしたことも数知れずあります(笑)。今はダッシュすることは無くなりましたが、自分なりのリフレッシュ方法を見つけることができましたし、どんなに大変なことでも、いつかは終わるので、なるべく物事の良い面を見るようになれたのは大きな収穫です。
ー 他部署での経験が今の業務に活きていると感じますか?
はい、それは日々感じます。大学は、部署によって担当する業務が大きく異なります。様々な部署を経験したり、年齢を重ねて立場が変わったりすることで新たに見えてくることや悩むこともたくさんあります。私自身は教育と研究の支援部署での経験をした後、長期的な視点から大学の姿を考える部署を経て、また教育支援の部署に戻ってきましたが、物事の全体像を把握し、社会構造の中で大学のことを考える視点を得られたことはとてもよい経験でした。あと、学生に近い部署は活気があっていいなぁとやっぱり再認識しています。
ー 1日のスケジュールを教えてください
とある1日のスケジュールは以下の通りです。
ー どんな後輩と一緒に働きたいですか?
素直で前向きな人。10年後、20年後の大学がどんな姿になったら良いか、という想像力がある方と働けると嬉しいです。
ー 就職活動中の学生に対してメッセージをお願いします
何が自分に合った仕事なのかは、実際にやってみないとわからないことも多いので、進路の選択肢を自ら狭めることなく、様々な可能性の追求をしてほしいと思います。就職はゴールではなく、スタートですし、仕事をしている中でも自分の行く道が果たして正しいのか、自分に合っているのかを見定めるのはなかなか難しいかもしれません。
一つひとつ、真摯に向き合うことで見えてくることもあるので、自分の心に嘘をつかず、広い視点でいろいろなことに挑戦してほしいです。
VOICE #04
法学部事務室 小池 ゆり