◎公益社団法人国土緑化推進機構・平成31年度「緑の水の森林ファンド」事業実施校(公益財団法人奈良県緑化推進協会・学校環境緑化モデル事業)に本校は選ばれています。
この事業により、平成30年に台風被害にあった「ぼうけんの森」の栗の木の樹勢回復、植えてから50年以上が経ち痛みが目立つ桜の樹勢回復及び伐採、病気に強い桜((アケボノジンダイザクラ2本、ヤマザクラ2本、ヤエザクラ2本)の植樹、南門近くの旧花壇にアメリカハナミズキ2本を植樹などを行います。
もともと3月6日(金曜日)に国土緑化推進機構さま・奈良県緑化推進協会さま・この事業のために全国の店舗に募金箱を設置してくださっているローソンさまより代表者が来校され、本校の児童代表とともに植樹式を行う予定でした。
残念ながら新型コロナウィルスの感染拡大予防のための臨時休校に伴い、植樹式は中止となりました。
本校の業務員さんがこの事業の趣旨を記した看板を作ってくださいました。
この看板は、南門の近くの旧花壇に植樹するアメリカハナミズキの近くに設置します。
4月には、アメリカハナミズキの美しい花とともにこの看板が、新学年になった子どもたちを迎えてくれることになります。
看板には、桜の樹勢回復と伐採のあと、新たに植樹された病気に強い桜(アケボノジンダイザクラ2本、ヤマザクラ2本、ヤエザクラ2本)の名前が追加される予定です。
※学校に植わっている桜の品種はソメイヨシノで、木の寿命が50年前後といわれています。
体育館前道路から運動場までの斜面は、専門家の調査により粘土質でもともと木が育つのにあまりいい環境でないこと、配送関係のトラックと桜の枝が接触し折れるなどしたこともあり、急激に劣化しています。このままでは、倒木の可能性がある桜もあり、樹勢が弱っている状態でひとたび病気にかかると次々と感染する恐れがあります。
今回の樹勢回復と劣化が著しい木の伐採作業を通して、安全にそしてできるだけ長持ちできるようになりますが、これまでのような大木での桜の花が見られなくなる可能性もあります。
倒木による児童のけがなどを起こさないためにも今回の事業にご理解のほどよろしくお願いいたします。