◎11月19日(火曜日)に鶴舞地区自主防災・防犯協議会の皆さんが
防災教育の指導に来てくださいました。
4年生は、防災士の方から災害時の身の守り方を教えていただきました。
自主防災・防犯協議会の皆さんも4年生の学習の様子を参観されました。
学校の教室、廊下や階段、子ども部屋、リビングなどいろいろな場所で地震にあった
ときにどのように自分の身を守るかを大型テレビに映されたイラストから考えました。
その場その場ですぐに判断をして自分の身を守ります。
特に頭や首を守る「ダンゴムシのポーズ」が大切であることを学びました。
防災士さんが作れたもけいを使って、地震の揺れで子ども部屋にあるタンスや本棚
がどのように倒れてくるかを再現してもらいました。
揺れによって家具が散乱することを写真で確認してもらい、地震の時の対処法を
まとめてもらいました。
地震時の対応については、このほかに外にいるとき、お店の中にいるとき、ビルの中に
いるとき、エレベーターの中にいるときなどで考えました。
大きな地震時に屋根から滑り落ちてくる可能性がある「瓦」や倒れる可能性がある
「ブロック」を実際に触ったり、持ち上げたりしました。
ダンゴムシのポーズの練習をしました。
東日本大震災の時の様子を教えていただきました。
火災時の避難の方法についても学習しました。
煙から身を守るために空気の層が残っているところを通ることができるように練習です。
白いシーツより上が煙が充満している場所を示します。
身体を低くして鼻と口を守って避難する練習をしました。
海のない奈良県ですが、もし海の近くに出かけた時や将来住むようになったときに
大きな地震があったらすぐに津波が来ると思って避難することの大切さを学びました。
海の波と津波の違いも詳しく教えていただきました。
ブルーシートで2メートルの津波の高さを表現してもらいました。
「てんでんこ」は東北の方言で「ばらばら」という意味のようです。
一人一人が自分で考えて自分の命を守る行動をとることの大切さを
この「てんでんこ」という言葉で表しています。
(このほかに風水害や台風の時の命を守る行動についても学びました。)
わかりやすく教えていただいた防災士さんにお礼を言いました。
自分の身を守る方法をしっかりと学んだ4年生です。
ご指導いただいた防災士さん、鶴舞地区自主防災・防犯協議会の皆さん
本当にありがとうございました。