このページでは昼食から鹿苑の見学の様子をお伝えします。
春日大社の駐車場から奈良公園まで歩きました。
たくさんの外国人観光客の方がいらっしゃっています。
奈良が国際的にも人気の観光地であることが改めてわかりました。
鹿がお弁当を食べに来ないように奈良春日野国際フォーラムの別館の近くの芝生で
昼食をとりました。朝早くからお弁当を作っていただきありがとうございます。
春日野園地では鹿が草をはんだり、観光客に鹿せんべいをもらったりしていました。
観光客が増えて鹿せんべいをよくもらえるようになったためなのか
道路を一本隔てた場所であったためのか理由はよくわかりませんでしたが、
鹿は子ども達のところまで来ませんでした。
(もちろん先生方が交代で鹿が来ないように見張りをしていたのですが)
おいしいお弁当をいただいて元気いっぱい鹿苑に向かいます。
ディアラインと呼ばれる鹿が背を伸ばして届くところまで葉がなくなっている森を
見ることができました。
☆鹿苑の役割の学習
鹿苑の役割を「奈良鹿愛護の会」の方から詳しく教えていただきました。
交通事故にあってけがをした鹿や体が不自由な鹿を保護しています。
赤ちゃんが生まれる前には、鹿苑で保護します。
うまれ赤ちゃんもしばらくの間、鹿苑で過ごします。
たくさんのことを教えていただきました。
最後に保護されている鹿に好物のドングリをあげました。
このドングリは日本中から送られてきたものだそうです。
☆鹿の角のストラップ作り
鹿の角について教えていただきました。
鹿の角をうすく切ったものを使ってストラップを作ります。
サンドペーパーでギザギザしたところを削ります。
つるつるになったら、角の血液が流れていたところがちょうど小さな穴になっているので
その穴に金具を通して、ストラップに仕上げます。
世界に一つだけのストラップができました。
☆奈良鹿愛護の会の方にお礼をいいます。
奈良鹿愛護の会の皆様にお礼を言って鹿苑を後にしました。
この時期の雄鹿は、恋の季節なので気性が荒くなっています。
メスの気を引くために身体に泥を付けたり、木に自分のにおいをこびりつくようにし
なわばりを作ったりするそうです。
奈良公園にお越しになるときには気を付けてください。
にわか雨が降るかもしれないという天気予報でしたが、何とか雨も降りませんでした。
しっかりと見学してたくさんの秘密を発見できました。
見学したことをもとにこれから学習を深めてください。