このサイトについて
このサイトは、青山学院大学経営学部・経営学研究科に所属する学生の皆さんがオンラインを何らかの形で活用した授業に問題なく参加し、快適に受講することができるように作成したものです。
2022.02.14 公開
このサイトのつかい方
▼新入生の皆さん
まずはこのサイトの内容にざっと目を通してみてください。あとは、各種オンラインツールを利用するときにスマホでこのサイトの関連項目を参照すると便利です。
▼在学生の皆さん
各種のオンラインツールを利用した講義を受講するにあたって必要な事項をここで確認してみてください。
このサイトの制作者
このサイトは、青山学院大学グローバル・ビジネス研究所のプロジェクト研究課題「オンライン―オフライン融合型カリキュラムに関する研究」(2021年度)の成果の一部として制作したものです。制作にあたっては、経営学部の学生の皆さんにご協力いただきました。また、2021年度のたくさんの履修者の皆さんに回答していただいたアンケート結果も踏まえて制作しました。
プロジェクト・メンバー
東 伸一(研究代表 経営学部 教授)
矢澤 憲一 (経営学部 教授)
保科 架風 (経営学部 准教授)
ハンドブック制作に参加してくださった学生の皆さん
町田 建 さん
新倉 美帆 さん
荒井 菜々子 さん
守岡 彩那 さん
ユーザー・インタビューに協力してくださった学生の皆さん
小島 しほり さん
「Course Powerを使いこなす」 : ログインID、LDAPパスワード、セキュアマトリックス、仮登録
「オンライン講義のきほんのき」: Google Chromeで青山ドメインにログインした環境を準備する
「もうひとつのLMS」: Google Classroomを利用した講義への参加に失敗しないために
必ず一度は読んでおきましょう!
みなさんが経営学部を卒業するためには、4年間で所定の領域の科目を履修し124単位を取得することが必要ですが、そのうちの最大60単位までをオンライン講義で取得することが可能です。
そのほか、教室で授業がおこなわれる対面講義の中には、一部の回を各種のオンライン形態で実施するものもあります。
※半期(15回)のうち8回以上対面講義の回が実施される講義は、学期中にオンライン形態で授業をおこなう回があったとしてもその授業は対面講義として扱われます。
このポータルでは、おもに「リアルタイム・オンライン型」と「オンデマンド型」の2種類のオンライン講義を中心とする、オンライン利用講義にみなさんが問題なく参加・受講できるようになることをサポートしていきます。
オンラインを利用したさまざまな講義形態とその特徴を把握しておきましょう!
経営学部では、各科目の特性・特徴に応じて多様な形態で講義を提供しています。
同一科目でも担当教員によって異なる講義形態で開講されているものもあります。
オンライン講義のメリット
各種オンライン形態の講義を積極的に導入することで対面式の講義での学習効果があがり、オンライン形態の講義を通じた有効な学びの機会や、学生生活を充実させるための柔軟な選択肢も生まれます。
例えば、部活やサークル活動、資格取得のための勉強、インターン、趣味、アルバイトなどの課外活動と大学での勉学のどちらかを犠牲にすることなく、より充実した大学生活をおくることができます。
また、グループワークによる共同作業が必要な授業やゼミでは授業時間外の活動時間の確保が不可欠となりますが、そのような時にもオンライン講義が助けてくれる面があります。
さまざまなタイプの講義形態
▥完全な対面講義▥
このタイプの講義はいわゆる「普通の」、「伝統的な」講義形態で、全ての講義が教室で対面式で実施されます。
※青学では初回講義(ガイダンス)は、オンデマンド形式で実施する科目が多くなっていますが、経営演習(ゼミ)も含め対面で実施する科目もありますので、シラバスで事前に確認しておくようにしましょう。また、学生ポータルメニュー授業エリアに初回対面授業一覧が掲載されますので、シラバスとあわせて、そちらも確認しておくと確実です。
長所:一緒に教室にいるメンバーと親しくなる機会に最も恵まれるのもこの形式の講義の特長です。
科目担当の教員がたまに横道にそれて雑談をはじめ、それがとても面白いという意外性も期待できます。ときには「ここだけの話」というものもあるでしょう。
短所:大人数の講義が対面式でおこなわれる場合、教室が広すぎて講義内容を聞き逃してしまったり、周囲の雑音に惑わされてしまったりすることも珍しくありません。
教室前方の座席に座ることでそういったストレスを軽減できます。
▥ハイブリッド型対面講義▥
「対面講義」と聞くと、なんとなく「完全な」対面講義をイメージする人も多いと思いますが、実は15回ある半期の講義のうち最大7回までは各種のオンライン形態で実施することが可能です。
長所:対面と各種オンライン形態の良さが相互に補完される形式である点です。
短所:回によって講義形態が変わることで、スケジュール管理が難しくなることもあります。
ハイブリッド形態で実施することが事前に決まっている授業は、シラバスや初回授業(ガイダンス)で回ごとにどの授業形態となるか示されていることが多いため、確認しておきましょう。
▥ リアルタイム・オンライン講義 ▥
このタイプのオンライン講義は、完全な対面講義をそのままオンライン化したものといえます。
長所:リアルタイムならではの緊張感と臨場感はそのままに、早朝や悪天候時の通学を避けつつ、ゆったりした気持ちで、周囲の雑音もない環境で講義に集中することができます。
また、講義がおこなわれる会議システム(zoomやWebEx、 Google Meetなど)のチャット機能を使うと教室で直接質問するよりもはるかに低いハードルで科目担当の教員に講義中に質問することができます。
短所:リアルタイムで実施されるため、その時に参加しそびれてしまうと、事後的に受講することはできません。
また、インターネットの接続の調子が悪いなどの問題が生じると突然受講できなくなってしまうこともあります。
問題が起こった場合はできるだけ早く教員に相談しましょう。
注意点:外出先で受講を考えている場合には安定した通信が確保され、かつ静かな環境を事前に用意しておくことで講義内の発言やコミュニケーションをスムーズにおこなうことができます。
リアルタイム・オンラインで提供される講義の前後に対面式の科目を履修している場合、大学のキャンパス内でオンライン講義を受けられる場所を確保しておくことも大切です。
空き教室やラウンジ、天気がいい日は外で授業を受けている人もいます。
★参考までに 2021年度の青山キャンパスでは、短大N校舎に一部個別ブース型の席も含むオンライン講義受講のための教室が設置されていました。
★青山キャンパスのPCルームから受講する場合には事前に教室の空き状況を調べておきましょう⇒ 情報メディアセンター
▥ オンデマンド講義 ▥
この形態の講義はコースパワーやGoogle Classroomといった学習管理システムを利用して毎週の講義のハンドアウト(資料)や動画による講義、ウェブ上で作成・提出する課題などが提示されます。
受講者は数日から1週間程度の期間の間に動画講義を受講し、課題を作成・提出し、フィードバックの動画や資料などで復習をおこないます。所定の受講期間内であれば、「いつ、どこで、どのように」受講するかは自由です。
長所:受講のタイミングをある程度自分で決められるため、
集中できる環境で、必要なところを何度でも確認しながら勉強できるので体系的な知識を身につけやすい
部活やサークル活動、資格取得、インターンシップ、趣味など学内外のさまざまな活動と学業の両立が可能になる
といった利点があります。
また、科目内容との相性次第で非常に学習の成果が出やすい形態です。
短所:1人でパソコンやスマホを使って受講するため、
友達ができにくい
キャンパスライフが楽しめない
眼精疲労や肩こりに悩まされる
といったネガティブな側面もあります。そのため、他の形態の講義との組み合わせ受講が大切になります。
受講時間や課題の提出期限を自己管理することも重要です。
以下、講義形態についてまとめた表です
ルール違反・マナー違反はときに犯罪行為になります
オンラインを活用したさまざまな講義にはポジティブな効果がたくさんあることは、ここまででお話ししました。
その効果を十分活用するためには、講義をおこなう教員が工夫するだけでなく学生のみなさんが一定のルール、マナーに沿って参加することが不可欠です。
その中でもとくに重要な事項をここでお伝えします。ムズカシイことはありませんので、これらの注意事項はすべて把握・遵守しましょう。
▥著作権に関すること▥
リアルタイム・オンライン講義に関する注意事項
WebExやzoom, Google Meetなどのミーティングアプリを使う授業では、著作権保護やプライバシーの尊重などの観点から、画面の録画は禁止されています。
無断で録画をしている場合、当該ミーティング・アプリの管理者によって録画をおこなった個人が特定されます。
聞き逃し等については、科目担当教員に直接問い合わせましょう。ガイダンスなどで質問方法をしっかり確認しておくことが大切です。
オンデマンド講義に関する注意事項
リアルタイム・オンライン講義と同様の理由から、オンデマンド講義でも講義動画の画面録画は禁止されています。
オンデマンド講義の動画教材は授業期間内を通して公開されているため、必要な時に必要な箇所を繰り返し視聴することができます。
資料の漏洩や著作権侵害 に関する注意事項
事前にPDFなどでレジュメがダウンロードできるようになっている講義も多数存在しますが、データを他者に転送したり、資料の内容を無断で転載・転用することは法律により禁じられています。
講義の資料は、大学の特定の講義を履修している受講者個人を対象に送信されているものとして認識してください。
▥迷惑行為や嫌がら行為に関すること▥
WebExやzoom、Google Meetなどの会議アプリやSlackなどのコミュニケーション・ツールを使用する講義で、授業と関係ない用件でダイレクトメッセージ(DM)を送信することは避けましょう。
嫌がらせ、ストーカー行為となることがあります。
マイクのミュートは教員からの指示がない限り解除しないよう気をつけましょう。
一方で、ミュートを外して話すべき場面ではしっかり発言するようにしましょう。
SNSなどを用いて授業に関連する個人を傷つけたり、攻撃したりするような行為は一切おこなってはいけません。犯罪行為(名誉毀損罪など)となることもあります。
▥カンニングや剽窃などの不正行為▥
オンライン試験で他者と相談しながらテストを受けることは不正行為です。
友人や知人の答案やレポートを写して答案やレポートを作成した場合、写した側はカンニングおよび剽窃(盗作)、見せた側はそれらを促したことによりいずれも不正行為となります。
ともに評価が「0(ゼロ)」となるだけでなく、他の履修科目の取得単位が取り消しとなったり、停学などの処分となったりすることがあります。
インターネット上の各種サイトや書籍・論文などから収集した情報を、引用明記することなくコピーしたレポート類についても剽窃行為とみなされます。
他者や先人の研究を参照する場合には、適切な形で参考文献を文中・文末で明記することが不可欠です。
逆にいえば、適切な引用や参考文献の明記をおこなっているレポートや論文は、先人の研究を踏まえた優れたものとして評価されます。
レポートや論文の書き方については→青山学院大学アカデミックライティングセンターが公開しているリソースを参考にしてください。
オンライン授業の受講に向けて
オンラインを活用したさまざまな講義についてお話してきました。
そこで、ここでは実際にオンライン授業を受けるときの参考になるであろうポイントをいくつかお伝えします。
▥資料の整理方法▥
オンライン授業では紙での配布ができないため、データで授業資料が配布されます。
対面講義でも、資料が紙ではなくデータで配布されるものもあるため、ここではデータ資料の整理方法や気をつけるべきことについてお話しします。
資料は公開されたらすぐにダウンロードしましょう!
資料の公開期限が短い授業もあります。あとで資料がみられなくなってしまったということを防ぐため、すぐに端末にダウンロードしておきましょう。
ファイルアプリのフォルダ機能を上手く使いましょう!
年度・学期>授業名となるようにフォルダを作る。
授業名の前に曜日や時限も書いておくと見やすいです。
印刷してしまうというのも一つの手段です。
紙で管理したい、紙に書き込みたいという人は、ダウンロードしたデータを印刷しても良いでしょう。
ただ、かなりの枚数になってしまうものもあるので、紙1枚に複数スライド印刷できるような方法を知っておくと便利です。
▥オンデマンド講義の受講期限や課題提出期限を忘れないコツ▥
受講リズムを決める
オンデマンド講義でも受講する大体の曜日や時間を決めておくと良いでしょう。
対面講義やリアルタイム・オンライン講義の前後に受講時間を固定しておく習慣をつけると忘れずに受講することができます。
リアルタイム・オンライン講義のスケジュールも忘れがちな人はスマホのアラーム機能を活用しましょう(授業開始5分前設定がおすすめです)。
スケジュールに入れておく
手帳やスケジュールアプリを活用して授業の公開期限や課題の締め切りを管理する方法もあります。アプリを利用する際にもスケジュール自体は学期のはじめなどに自分できちんと登録しておかないといけません。
▥健康について▥
ストレッチ
ずっと同じ姿勢でオンライン授業を受け続けたり、課題を作成し続けたりすると、身体に疲労がたまりやすくなります。
授業の合間や、課題をするときは1時間ごとなど、タイミングを決めて休憩やストレッチをすると良いでしょう。
ドライアイ
身体と同じく、画面を見続けていると目が疲れてしまい、眼精疲労やドライアイに繋がります。
意識的にまばたきしたり、目薬を常に持っておくと良いでしょう。
▥ノートの取り方▥
人によって様々な方法があります。
プリントして手書き
縮小してプリント、ノートに貼って手書き
PDFにタブレットで書き込む
PDFにパソコンで入力
ルーズリーフにメモ などなど
とくに正解や指定はないので、自分に合った方法を見つけましょう。
※ただ、課題提出の方法は授業によって異なり、指定された方法を遵守する必要があります。
情報スキル1 (青山スタンダードの情報の技能の科目のひとつ)の単位取得のために必要なIT講習会(情報メディアセンター主催)を受け、合格することができれば、各種課題の基本的な提出方法には対応できるようになります。IT講習会の受講と修了はできる限り早期に済ませることをおススメします。