工学部
工学部の教育課程について
ディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)
工学部では以下のような知識・技術を修得させ、行動することができる人材を育成することを目標とする。
(DP1)デジタル技術を駆使した課題解決のための技術的知識・経験や実装力の基礎を身につける。
(DP2)社会課題の発見、共感・理解を経て解決に至る道筋を発想・設計し、技術力を活かしてその解決に向けて行動できる。その際、チームを立ち上げ、多くの人々の力を課題解決に向けて結集できる。
(DP3)文化や価値観・社会規範などの多様性を理解した上で、社会における技術の役割やあるべき姿、さらに技術が社会に与える影響などを考慮しつつ、技術を起点とした解決の方向を議論・提案できる。また社会の変容に対応して、自らを成長させることの重要性を理解し、そのための努力ができる。
カリキュラムポリシー(教育課程の編成・実施の方針)
本学工学部では、各ディプロマ・ポリシーに対応して、それぞれカリキュラム・ポリシーを定めている。
(CP1-01)デジタル技術を駆使した課題解決のための技術的知識・経験や実装力の基礎を身につけるために、基礎数学や統計学等の基礎知識を身につける科目を配置する。
(CP1-02)情報システム工学に関する技術的知識・経験や実装力の基礎、さらにロボティクスに関する技術的知識・経験や実装力の基礎を身につける科目を配置する。
(CP1-03)実装力等の基礎を身につけるために、プロジェクトマネジメントを中核とし、プロジェクトデザインやユーザーとしての人間に関する理解(人間工学)、シミュレーションや経済性評価などに関する基礎的科目を配置する。
(CP2-01)社会課題の発見、共感・理解を経て解決に至る道筋を発想・設計し、技術力を活かしてその解決に向けて行動する知識、チームを構成して効果的に協働する知識等を自らの試行を通じて理解を深める科目を配置する。
(CP2-02)チームを構成してのプロジェクトの活動を含め、より豊富な実例や実践を通じて課題解決を推進する知識、経験を得る科目を配置する。
(CP2-03)社会課題の背景や従来の課題解決アプローチによって得られた経験等をより体系的に理解し、課題解決の実現性や持続性等を改善するために必要な知識を得る科目を配置する。
履修・配当学年に関して
<履修区分について>
必修科目:卒業のために必ず単位修得しなければいけない科目です。
単位が修得できるまで、定められた方法によって再履修しなければいけません。
選択必修科目:卒業に必要な単位数が定められた科目群に含まれる科目の中から、
任意に選択することができる科目です。
選択科目:学生が任意に選択できる科目です。
自由科目:履修できるが、卒業要件に算入しない科目です。
<履修上限単位数について>
1年次は専攻により履修上限単位数が異なりますが2年次以降は両専攻とも24単位となります。
1年次の履修上限単位は、情報システム工学専攻は春セメスター・秋セメスターとも24単位となります。
ロボティクス専攻は春セメスター24単位、秋セメスターは26単位となります。
ロボティクス専攻の秋セメスターが26単位の理由は、情報システム工学専攻の学生が履修する工学部専門科目A群が1科目であるのに対して、ロボティクス専攻の学生が履修する工学部専門A群が2科目あるためです 。
<履修条件単位数外の科目について>
スタートアップセミナー等の集中講義や研修で修得できる単位、資格取得等の単位認定科目は上限に含みません。
<順次履修について>
1 「科目一覧表について」のボタンから確認できる表の「順次履修欄」に「★」印が記載された授業科目については、ローマ数字の小さい順に履修する(Ⅰ→Ⅱ→Ⅲ→・・・の順で履修する)ことを原則とします。なお、この場合において、例えば、「Ⅰ」は「Ⅱ」に対して「下位の科目」、「Ⅱ」は「Ⅰ」に対して「上位の科目」とします。
2 順次履修において、上位の科目を履修する場合は、下位の科目の単位を修得することが必要となります。ただし、学部が認める理由によって順次に履修できない場合は、下位の科目の単位を修得しなくても上位の科目の履修を許可する場合があります。
3 授業科目名の末尾に「ABCD・・・」等のアルファベットが付されたものについては、原則としてアルファベットの順によらず、履修できるものとします。ただし、担当教員が授業内容の継続性や関連性等を考慮して、個別に履修条件を設定する場合は、その指示に従わなければいけません。
<3年次配当科目の履修条件について>
3年次配当科目の履修に当たっては、2年次終了までに、次の各号に掲げる条件をすべて満たし、
かつ合計40単位以上を修得していなければいけません。
(1) 学部共通科目A群から8単位以上
(2) 学部共通科目B群から6単位以上
(3) 学部専門科目から4単位以上
(4) 麗澤スタンダード必修科目から8単位以上
<配当年次について>
配当年次は推奨学年になります。数字以上の学年で履修可能です。
例:配当年次 1:1年生での履修を推奨しておりますが、2年生以上での履修も可能です。
配当年次 1・2・3・4:1年生から4年生までの間で履修を推奨しています。
※全科目に推奨学年を定めています。全科目履修しなくとも卒業要件単位が満たせるよう4年間で履修し単位修得してください。
授業科目の履修および単位認定に関する規程について
カリキュラムマップおよびカリキュラムツリーについて
・カリキュラムマップとは、授業科目と教育目標の関係を示した表のことです。
・カリキュラムツリーとは、授業科目群の順序性・体系性をディプロマ・ポリシーと関連付けて示した図のことです。
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カリキュラムマップ
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カリキュラムツリー
さつきの平面図について
授業でさつき校舎を使用しますので、教室の場所などがわからない場合は平面図からも教室を確認できます。