国際学部

1.国際学部の教育課程

ディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

国際学科

【日本語学・国際コミュニケーション専攻】

◎「Japan Studies」「多文化共生」「国際関係」に関する専門知識をつなぎ、社会で実践的に活用することができる

・日本語の高度な言語運用技術を身に付け、効果的に情報を認識・発信することができる

・英語および第二外国語(ドイツ語、中国語、韓国語)を用いて、積極的に意思疎通を図ることができる

・日本語や日本文化について専門的に学び、“自分たち(日本)”を世界に発信することができる

・自己理解と他者理解の表裏一体性を理解し、多様な価値との真の共生の可能性を探ることができる


【国際交流・国際協力専攻】

◎多文化共生の考え方に基づき、国際協力・国際交流の知識と外国語の技術を活用し、実社会で自ら考え、行動することができる

・国際交流・国際協力の実践的な知識と技術を活用できる

・英語および第二外国語(ドイツ語、中国語、韓国語)を用いて、積極的に意思疎通を図ることができる

・社会的課題を特定し、解決策を提案することができる

・他者の痛みを理解し、異文化に共感し、共に生きる道を見出すことができる

グローバルビジネス学科

【グローバルビジネス専攻】

◎英語の運用技術と経済・経営および国際地域・国際関係に関する専門知識を、グローバルビジネスの現場で実践的に活用することができる

・グローバル社会の共通言語たる英語を用いてコミュニケーションができる

・グローバル社会を経済学・経営学に基づいて多面的に理解し、その問題を実証分析できる

・グローバル社会の一員として、倫理観をもって実践的に行動できる

カリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針)

国際学部は、各専攻 DP に示す知識・能力を身に付けさせるために、学科専門科目、共通科目、卒業研究科目の 3 つの科目群を設定します。学科専門科目には基礎専門科目と上級専門科目があり、共通科目には全学共通科目と学部共通科目があります。いずれの科目群においても、一定以上の単位数の修得を義務付けています。


国際学部の学科専門科目では、各学科(専攻)の学問的専門性を身に付けるための科目群で、1・2 年次科目である基礎専門科目と、3・4 年次科目である上級専門科目が設けられています。このうち、各専攻のコア科目は特に A 群科目として指定され、卒業要件上の必修もしくは選択必修科目となっています。


国際学部の全学共通科目は、グローバルリーダーとして活躍するために不可欠な、ある種の“知識の幅”、(専門領域の知識に偏ることのない“視野の広さ”)を身に付けるための科目です。このうち、全学共通科目としては、道徳科目、情報科目、外国語科目、キャリア科目、一般教養科目の 5 つが置かれています。


道徳科目は、本学の建学理念に基づく科目で、各専攻で専門性を身に付けていく際の基盤となる倫理的問題や、多様な価値との共生の重要性を学びます。情報科目と外国語科目は、多様な価値との共生を実現するための意思疎通に欠かせないツールに関する学びです。キャリア科目は、「共生」の現場としての“社会”に出ていく学生の準備・サポートをする科目としての意味を持っています。一般教養科目は、倫理性や共生の理念が生み出された背景や、その基盤となる知識に関わる科目であり、グローバルリーダーとして活躍するための視野の広さを養うための科目です。


国際学部の学部共通科目では、人文科学と社会科学という異質の学問領域を繋ぐという発想に立ち、観光マネジメントに関する科目や、国際協力、国際関係、文化交流に関する科目を、学部共通科目として設置。「社会科学的現実感覚を身に付けた人文系人材」および「きめ細やかな人文科学的感覚を身に付けた社会科学系人材」の育成を目指します。

他に、初年次教育科目として「スタートアップセミナー」と「基礎ゼミナール」が開講されます。「スタートアップセミナー」は、カリキュラムの全体像や履修規則の理解のほか、専門科目の理念や 4 年間の学びのビジョンを考える研修的オリエンテーションなども含む導入教育的授業です。また「基礎ゼミナール」は、大学で学ぶために必要な学習スキルを身に付けるための科目で、ノートテイキング技術、論述文作成、情報収集・整理、プレゼンテーションなどに関する高度で実用的な技術を学びます。


国際学部の卒業研究科目は、学生が自分の 4 年間の多様な学びを統合し、あたらしい成果を示すための科目です。「多様性をつなぐ」をコンセプトとした国際学部にとっては、“つなぐ学び”の集大成としての意味を持つ、もっとも重要な科目です。


各専攻のカリキュラムポリシー

【日本語学・国際コミュニケーション専攻】

英語や日本語の高度な言語運用技術、日本人にとっての“自己理解の学”である「Japan Studies」、「多文化共生学」を 3 つの柱としたカリキュラムを設置します。英語は 1・2 年次に毎日 1 コマの演習を開講。また、「JIC アカデミックスキルズ」という授業を 3 科目開講し、日常語である日本語を使った、実用性の高いプロフェッショナルな運用技術を徹底的に身に付けていきます。また、2 年次から、Japan Studies コースと多文化共生コースの 2 コースを設け、より専門的な知識を体系的に学ぶことができるようにします。


【国際交流・国際協力専攻】

世界の現状を知り、コミュニケーション力を身に付け、問題解決のために行動する態度を身に付けられるカリキュラムを設置します。 1・2 年次に毎日 1 コマの英語に関する演習を開講し、言語運用力を身に付けるとともに、国際交流・国際協力分野の基礎知識を学びます。3 年次からは多文化共生コースと国際協力コースの 2 コースを設け、各領域での専門的知識を体系的に学ぶことができます。また、「サービスラーニング体験実習」や「国際ボランティア演習」「多文化共生プロジェクト」など、いわゆる PBL 型授業の履修を奨励し、自ら考えて行動することのできる学生を育てていきます。


【グローバルビジネス専攻】

グローバルビジネスの現場で多様な文化的背景を持った人々と問題に取り組み、解決することのできる人材を育成するために、①国際共通語としての英語の運用力、②論理的分析力、③異文化コミュニケーション力の 3 つの力を身に付けます。


具体的には、1年次に ESS(English Summer Seminar)を通じて英語の基礎的運用能力を養成し、2 年から英語で専門科目を学ぶスタイルに移行していきます。専門科目では、経済学・経営学・社会学等を学際的に学ぶとともに、「GBS」「グローバル経営」「グローバルファイナンス・AI」「アジア太平洋ビジネス」の4コースに分かれ、特定の分野の専門知識を学ぶことで、論理的分析力を養っていきます。また、これと並行してグローバルリーダーシップを養うための科目群を履修します。上記一連の科目の体系的な学習を通じて、異文化コミュニケーション力を身につけていきます。

2.履修に関して 

上級専門科目及び卒業研究科目の履修条件

2 年次終了時までに、各専攻に定められた下表の基礎専門科目の必要単位数を、修得します。
基礎専門科目 A 群、その他を合計した単位数を指します。 

3.授業科目の履修及び単位認定に関する規程について 3/14 科目表更新

履修上限単位数 

4.中国ビジネスプログラムについて 

5.「多文化共生プロジェクト」募集要項  

応募期限

【2024年度 春セメスター開講分】 2024年4月26日(金)
【2024年度 秋セメスター開講分】 2024年9月下旬 

6.日本語科目の履修について

7.「English Summer Seminar」の履修について