令和6年度年度 過去のぎゃらりー

令和月  出西さきおりクラブ 作品展

ご あ い さ つ


「さき織り」は不要となった古布を裂いて横糸とし、新しい縦糸と組み合わせ、織り機を使いまるで違った布に再生させます。このリサイクルの発想、二つと同じ作品は出来ないこと、思いもよらない色彩が生まれることに感動して、平成138月「出西さきおりクラブ」を結成しました。

 織り機を2台並べて、共同作品も作成します。色調を合わすためには、綿密なデザイン・サイズの計算など大変ですが、完成した時の喜びは格別です。現在、会員4名にて「斐川環境学習センター」で活動、毎月「さき織り体験教室」を開催しています。

ご高覧いただけましたら幸いです。


           代表 保科 幸子

 令和2年「出雲市弥生の森博物館」、「荒神谷博物館」展示

令和6年2月  山陰中央新報文化教室講師 

        槙野 良樹  遺作展

ご あ い さ つ


父(槙野良樹)にとって、思い入れが深いこの場所で遺作展が出来ることを家族一同、感謝の気持ちで一杯です。ぎゃらりー「Hand & Hand」では平成13年に「植物画展」、平成15年には曾祖母 槙野俶子の「和紙絵画展」、平成25年曾祖父 槙野潔の作品も含んだ「日本画展」を開催。そして、平成25年から令和5年7月まで水彩画教室の皆様の「作品展」を定期的に展示し続け、父にとって、この場所は絵画活動において欠くことができない大切な場所となっていました。

今回は植物画を展示します。イギリスに渡って学んだ父の原点ともいえる作品群です。父の思いが詰まった絵を通して、語り合って頂ければ、父にとりましてこれ以上の喜びはないかと思います。

父をお支え下さった皆様に心から感謝申し上げます。


                   長男 槙野 泰河

令和6年1月 稲村正志  新春 日本画展

ご あ い さ つ


退職後、いつかは「日本画を描けたら・・」と思いながら右往左往しておりました。そんな折、山陰中央新報社文化教室で安部富男先生に、そして、大森幹雄先生の日本画教室でご指導を頂き、描き始めて7年になります。

日本画の幻想的な空気感に魅せられ、様々な題材に挑戦してきました。幸いにも、2021年島根県総合美術展では県知事賞を頂くことが出来ました。

しかし、基本的な技法の習得も未だ不十分なままの駆け出し者にすぎず、皆さまのご批評を明日の糧に出来ればと言う想いから、展示をさせていただきます。

どうぞよろしくお願いします。

                             稲村 正志